from,中島
「あんた、あんたから手紙届いとるけど?」
と、母から一通のラインが入りました。
田舎の私の学校は、年に一度の遠足はバスで日帰り旅行でした。
ある年、愛知県にある歴史的建造物のレプリカが実物大で展示してある巨大施設に行った際
その施設の中の「10年後に手紙を届けてくれる郵便局」で未来の自分に宛てた手紙を
書いた事をその時まで、すっかり忘れておりました。
しかし問題は、その手紙で思い出してしまった、一つの事実でした。
中学生の中島
届いた手紙にはこんな事が記されてました。
「あんまさんになってますか?」
「皆元気で過ごしてますか?」
「浩太とは今も友達ですか?」
「高校に入ったらピアスを空けたいけど、痛そうで迷ってます。これを読んでる俺の耳にはピアスが空いてますか?」
と他多数の過激なまでの質問攻めを喰らい、15歳の自分に
「あんまさんになったけど、その後エイチツーって流体を扱う会社に入るよ~」
「高校に入って憧れのピアスを空けるけど、何かファッションとか色々的外して、恥ずかしい思いするぞ~」
「あ、でも、初めての彼女できるぞ~、でも、そのあとすぐフラれるぞ~がんばれ~」と、何とも安直でかわいい質問に大人の私がお答えしながら
ぼーっと眺めていたのですが
ふとこの手紙、割と最近、しかも数年前に書いた事を思い出したのです。
あれは暑い夏だった
当時お付き合いをしていた彼女と数年前の夏にその施設でデートした事を思い出したのをきっかけに
ブワッと蘇ってきた当時の記憶。
一緒に行ったお化け屋敷、射的、その日はすごく暑くて沢山ジュースを飲んだこと、そして・・・将来の自分に手紙を書いたこと。
その手紙の最後の最後、ラスト3行は将来のお互いに向けて、届いたときに初めて読むことになるよう、何かメッセージを書こうと言ったこと。
そして、未来の自分に向けたメッセージの最後に彼女からの3行のメッセージが書かれた手紙を、ポストへ投函してしまったことを。
問題は何が書かれているかわからないという事。
届いたら誰にも開封される前に自分の目で確かめなければいけないのです。
それがもし差し支えない3行ならまだいいのですが、そうじゃなかった時…
過去の自分に、なんていう時限爆弾(プレゼント)をよこしてくれたのだと、今はもういつ届くかわからない“それ”を
震えて待つことしか出来ないのです。
エイチツーからも未来のあなたにメールをお届け!
どうでしょう、少しは涼しくなったでしょうか?
私にとっては最近起こった肝を冷やすお話でしたが、実はエイチツーからも忘れた頃にメールが届きます。
弊社では新規顧客様のフォローはもちろんですが、既存顧客の方々へのフォローの一部として
消耗部品やメンテナンスのご案内を忘れた頃に送信いたします。
「あ!もう一年経つのね!そうだそうだ、メンテしんといかんもんね!」
とどんなに壊れにくくて、現役で動いているポンプでも、経年劣化などで消耗していく部品があるのも事実です。
そのポンプ、そのユニット、その現場の流体に合わせてご提案しております。
売ってサヨナラではないエイチツーは、とことんお付き合いさせて頂きます!
ご相談はお気軽にどうぞ。