FROM,中島
エイチツーは愛知県を飛び出し、山形県で開催される世界大会に出場して参りました。
情熱有り余って、以前の記事でも進捗のご報告を致しましたが
とうとう結果発表です。
果たしてエイチツーは世界1位になれたのでしょうか。
積雪量は過去最低を記録
今回で11回目を迎える山形地面出しワールドカップは過去最多の47チームが参戦しました。
遠路はるばる、山形県にお邪魔してまで春を掘り出しに伺った一行ですが
暖冬の影響もあり、今年の積雪量は123㎝。
現地の方の、
「今年は短期決戦かつ、いまだかつてない大混戦が予想される。」
「誰が優勝してもおかしくない状況だ。」
との言葉に、エイチツー一同興奮が止まりません。
※前日の雨も豪雪へと様変わり、会場までびしゃびしゃの雪の中を名古屋と変わらない標準装備で
突き進むエイチツー一行。
そり滑りを制する者は勝負を制す
会場に着くと村をあげた一大イベントに、大勢の人が極寒の地でメラメラと魂の炎を燃やしておりました。
(慣れない雪道を歩き、何とか会場にたどり着いた時点で、エイチツー一同のHPは半分ぐらいまで減っていた事は内緒。)
まずは代表者一名がそりで急斜面を滑りおり、目標の地点に一番近かった順番に、地面出しの陣地を確保していきます。
この段階で優勝への切符へ近づくのか、遠のくのかがある程度決まってしまう大事な決戦です。
弊社で精密さと言えば、設計の浜條です。大事な役を担って彼は颯爽と滑り降りました。
※写真左上からものすごい速度で滑りおります。
結果、弊社は47組中10番目を確保することができ、良い場所の確保に成功。
優勝へ着実に一歩近づきました。
いざ!地面出し!
イメージトレーニングに、作戦会議、陣地の確保まで全て完璧に事は運び
後は誰よりも早く、春を掘り出すだけ。
※まるで実際の現場の様に作戦会議をする浜條、舛田
参加者はスタート位置に集まり、スタートまでのカウントダウンに合わせて、掛け声も大きくなります。
緊張と興奮がピークに達し、猛者たちが一斉に白銀を駆け抜け、雪を掘りまくります。
※あの・・・ごめんなさい。本気過ぎて誰も掘ってる最中を写真に収めておりません。
掘り始めてどれくらい経ったでしょう、息は上がり指先の感覚がない中、舛田と中島がとうとう見つけた「春」を
この瞬間の為に温存していた長谷が受け取り審査員の元へ猛ダッシュです。
見事なまでのチームワークに結束を感じた第11回山形地面出しワールドカップのエイチツーの順位は
23位/47チームでした。
エイチツーの結果
23位というちょうど真ん中ら辺の順位となったエイチツーですが
一言でいうと、悔しい。
敗因は雪をナメていた事。
※自分たちで掘った穴に入り、辛酸を舐める舛田、中島
かくして、エイチツーは世界で23番目に春を掘り出すのが早いチームという事が証明されました。
今回は地面出しでしたが、エイチツーは挑戦することをモットーとした
課題解決型ポンプメーカーとして、皆様の困ったのお手伝いをさせてください。
流体・粉体移送でお困りの方は一度ご相談ください。