from,中島
いいニュースを中々聞くことが出来なくなってしまった昨今で
「物騒な世の中になったもんだ」とテレビを眺めることが多くなりました。
ところで、かれこれ10年前に【もやし祭り】として今も語り継がれる怪事件が起こった事を
忘れてしまった方も多いのではないでしょうか。
・・・その日、全国の主婦が泣いた。
もやし祭り
バズる、しょんどい、すきピなど若者言葉について解説したことがありましたが
この「祭り」も若者言葉の一種で俗に言うちょっと変な事件の事を
「祭り」と称したネットスラングの事を指しています。
さて、このもやし祭りですが、結論からいうと全国のもやしが売り場から消えた事件をいいます。
全国的な異常気象やバラエティ番組での健康増進にもやしがいい!と放送されたなどといった原因ではなく
2009年2月10日にネット掲示板でのある書き込みが事の発端でした。
そこにはこうありました、「もやし買いまくろうぜ!」
市場が大荒れ
かくして始まったもやし祭りですが、全国のネット掲示板ユーザーが次々と賛同し
事前に決めてあった2月10日に向けて、入念に作戦が練られました。
1つ10円~30円程度で買えるもやしは多くの人が参加し、中には
給料から生活費を引いた全てをもやしに注いだツワモノもいたようです。
調達班(精力的に買い込む)
調理班(大量に買ったもやしをおいしく調理できるレシピを提供)
調査班(どこのお店にもやしが残っているか調査)
に分かれ、2月10日当日は、瞬く間に野菜売り場からもやしが消えていきました。
この日本中で起こった大規模な迷惑行為ともとれる、もやし祭りも順調に進んでいたのですが
そんな最中、この情報をWEBサイトや掲示板でキャッチしていたのは祭り参加者だけではなかったようで
2月10日に合わせて通常の10倍以上のもやしを仕入れて大量のもやしで応戦したスーパーも存在しました。
2月10日以降、平穏を取り戻した日本のもやし市場ですが、ネットの脅威を
思い知る結果となったことで、10年経った今も語り継がれる伝説の祭りとなっています。
来たれポンプ祭り
調べたところもやし祭り以外にも、カイワレ大根を買い占めるカイワレ祭りや
バレンタインデーに独身者が団結してチョコではなくうまい棒を買い占めるうまい棒祭りなど
新聞やニュース番組で取り扱われるようなケースも過去にあったようです。
この多くの「祭り」はすべてWEBを介して起こった出来事なだけあって
そのうち掲示板に「エイチツーのポンプ買い占めようぜ」なんて投稿してみようかと思っております。
それは冗談だとして、エイチツーもWEB媒体にめっぽう強いメーカーです。
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