早朝の、父の電話は、恐ろしい。

From:舛田

 

れは突然やってきた。

何気ない平日の早朝6時。

「ブーブー」と振動で着信を知らせるiPhoneの画面は父と表示されていた。

・・・まだ朝の6時。何かあったのか?嫌な気しかしなかった。

 

わたしの父

それはそれは恐いのなんのって。若かりし頃の私は恐れていました。

中でも強烈だったのは説教をいただく時だが、危機を感じてトイレへ逃げ込み私は鍵をかけ、安堵を見せるのも束の間。

「ガッシャ―――――ン!!!!」

と、トイレの扉をモザイクガラスごとぶち壊し、割れたモザイクガラスに勢いよく腕を入れ込み、表から鍵をこじ開け・・・。

(注1:決して暴力ではありません。また、今ここで改めて父にお詫びを申し上げたくなることがありました。あしからず。)

と、いうエピソードだったり

決して多くを語らず、どっちかというと無口な方かな。くらいの昔ながらの頑固オヤジといった感じでしょうか。

そんな父も体は小さくなっていきながらも、決して強がりな頑固オヤジスタイルは変わっていませんでした。

この電話があるまでは・・・。

 

早朝6時の電話とは?!

父「おー、雅和。起きとったか?」

何かあったんだと思いながら平然を装う私「どうしたの?なにー?」

父「おー、その声はまだ寝とったな。起こしたな!悪い悪い!」

ちょっと大事じゃないかも?と安心した私「こんな朝になに?なんかあったの?」

父「おう・・・。」

あれ、やっぱなんかあったんだと不安な気持ちになる私「え・・・?なに?」

父「母さん、今入院しとるだろー?」

あぁ、やばいやつだなと確信した私「うん、母ちゃんやばいの?」

父「・・・。もうさみしくてさ。」

早朝だが、親孝行したい気持ちになった私「そっかー。今度またみんなでご飯でも・・・」

私の話の途中で食い気味に話しだす父「もう貯金全部使ってキャバクラいっちゃおうかなー。」

私「・・・。」

朝6時にこんな話かよと我に返る私「うん、一回またかけ直すわ!ごめん!」

 

一体全体何なんだ。

とてつもなく無駄な会話で起こされてしまい、とてつもなくよかったと安心をし、

とてつもなくくだらない話だったと怒りを覚え、とてつもなくまだオヤジ元気だなと喜びを覚え、

なんとも言えない朝でした。

ただ、電話はちゃんと折り返し、週末のランチを父と過ごす約束を取り付けましたが再び私は眠りにつくことはありませんでした。

そんな弱ったのか、攻めているのか良くわからない父がやっぱり今でも怖いです。

 

ここで朗報です!

上記のように、理由はともあれ、貯金を全てつかって欲を果たしたくなるくらい悲しい思いの方。

はたまた、納期や仕様でお困りの方。

そんなときは是非とも弊社にお問合せください。

お電話では、朝6時はご対応でき兼ねますが・・・。

エイチツーはお客様をさみしくさせたりしません。

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