バイト時代の恐かった話

FROM:舛田

 

先日、長谷と現場の帰りにバイト時代について振り返ってみました。

それぞれお互いの経験したバイトの話。

私はガソリンスタンド、焼き肉屋などなど…

長谷はレンタルビデオ屋、コンビニなどなど…

若かりし頃の私たちにあの手この手で忍び寄る恐ろしいものがありました。

 

私のアルバイト:ガソリンスタンドにて

時は遡り、私は16歳の高校1年生。

月~金はガソリンスタンドで、土日は焼き肉屋でアルバイト。

そんな中、ガソリンスタンドでのお話。

順調に仕事を覚え、洗車・給油や雑務(当時はタオル洗いや、トイレ掃除など)

に精を出していました。

そんなある日…

1台のセダン(恐らくクラウンの黒)が給油しにやってきました。

私は大きな声でいつも通り

「っらっしゃいませー!」「オーライ!オーライ!」

と軽快に誘導をするのである。

すると!

黒塗りの窓ガラスから手首だけだし、片手で「5」を指し、(正確にはじゃんけんのパー)

「千円…」

と言うのです。

おや?と16歳の私でも思いました。

片手で5を指し、ボソッと「千円」と言われれば、

そりゃ「5千円分」と思います。

私は聞きます。

「お客様、5千円分レギュラーで宜しかったでしょうか?」

すると、ドライバーは絶妙なタイミングで何も言わず窓ガラスを閉め、

回答がありませんでした。

 

では、5千円分給油します。

私は、そのまま5千円分給油作業を行いました。

※窓ガラスも丁寧に拭きました。

そして、「5000円分入りましたぁ~!」

と元気よく放ち、お客様の元へ。

すると…

 

「1000円って言ったよね。」

内心、やっぱり?と思いましたが。

「え?そーなん?」と普通に思ってしましました。

なぜ手で5を指し、千円と言ったのか。

16歳の私でも大人の汚さが分かった瞬間でした。

それでも私はまだ正味16歳の若造。

オーナーを呼び、助けを求めました。

私は、もちろんめちゃくちゃ腹が立ち、お客に経緯を話したい。

ですがオーナーは、冷静にこう言いました。

「お客様、今回給油量を間違えてしまい、大変申し訳ありませんでした。」

「今回のお代は、1000円で結構です。」

 

「はぁぁぁぁ?」

adoの「うっせえわ」ばりに、私は当時思いましたが、オーナーは私を信じてこう言いました。

「スタンド協会に車種とナンバーと内容をFAXしろ。」

私はこの一言に感動しました。

信じてもらえた。(というより、最初から見てわかってた(笑))

そんなこんなで、私は当時、やらかしてしまったのです。

そんな今では

 

「価格以上の欲しいものにヒアリングをしています」

1000円?5000円?

いやいや、ASKな物にもお応えできるよう、お客様のヒアリングを大事にしています。

こんな装置が欲しい。

こんなユニットが欲しい。

こんなのないかな?

などなど、是非一度ご相談ください。

中には、他社さんの装置やポンプだけど、改造いけるかな?など

弊社は柔軟にお答えできるかと思います。

そんなお客様、是非ご相談お待ちしております。

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