桜の開花予想の方法

FROM;浜條

 

新年度がスタートし、気持ち新たに仕事を勤しむ方も多いかと思いますが、

毎年この季節になると「桜の開花予想」が風物詩ですよね。

けっこうな精度で開花予想が的中していますが、アレどうやって予想しているかご存じでしょうか?

 

何と信じられない事に、

桜には温度センサがついており、その積算温度が

600℃になった時点で開花するという説があります。

 

600℃の法則

 

にわかに信じられないですが、

桜の開花と気温の関係について、「600度の法則」というものがあります。2月1日以降の最高気温の積算が、600度を超えると、開花するというものです。

 

そもそも、桜の花芽は、開花前年の夏にはできています。それが秋から冬にかけて、生長しないように休眠状態に入って年を越します。そして充分に低温刺激を受けることで休眠から目覚めます。これを「休眠打破」といいます。

開花予想は、この休眠打破の日を起算日として、温度変換日数を積算し、地点毎に定めた日数に到達した日を開花日と予想します。

 

古いデータですが、2017年の東京都は、2月1日からの累積最高気温が初めて600度を超えたのは3月20日です。実際の開花日は3月21日だったので、誤差は1日しかありませんでした。

 

桜の温度センサ

 

桜のどこかに温度を感知して、開花する信号を出す温度センサがあるのでしょうか?

そうとしか思えない挙動に、自然の精密さに思いを馳せながら、今年も花見が出来ない事に悔しさを感じるエイチツーですが、

温度センサ・液面センサ・流量センサなど、制御を組み合わせた装置が大得意です。

 

「ポンプを使ってこんな事したい」そんな要望を是非お聞かせください。

 

センサを駆使した最新の事例は下記になります。

粉体・液体混合装置