文章は「て・に・を・は」

from;まがた

社会人は「ホウ・レン・ソウ」

上司は「オ・ヒ・タ・シ」

部下は「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」

 

では文章は?

ズバリ!

「は・に・を・は」です。

 

例えば…

A「明日は現地集合です。」

B「明日は現地集合です。」

言葉遣いとして正しいのはどちらでしょうか。

…正解は「A」です。

 

てにをはとは。

「てにおは」とは日本語で使われる助詞の総称を指します。

これが変わるだけで文章のニュアンスが変化します。

アナウンサーレベルの言葉のプロでも活用方法が難しく、ついつい間違えてしまう日本語なんだとか。

助詞には「てにをは」以外にも「~も」や「~が」など様々な種類が存在しますが、それらを総称して「てにをは」と言います。

かしこまった言い回しが多いビジネスシーンでは特に「てにおは」が本当に難しい…。

というか日本語が難しい…。

 

例えば…

A「納期早いんですね。」

B「納期早いんですね。」

どちらも「納期が早い」事を伝えていますが、ちょっとニュアンスが違いますね。

Aはその他の業務は遅いけど納期“だけは”早い。と伝わります。

Bは、色々とポイントがある中で“特に”納期が早い。という感じ。

 

次の「はにをは」例を見てみましょう。

A「専務に頼る」

B「専務を頼る」

こちらも、「頼る」という行動は同じですが、微妙にニュアンスが違います。

Aは距離的にも心理的にも近い感じがします。(個人的に)

Bは少し遠くから見るような、客観的なニュアンスがあります。(個人的に)

 

それではここまで「てにをは」を学ばれた方に問題です。正しいのどっち?

A「彼は英語をペラペラと話せる。」

B「彼は英語がペラペラと話せる。」

…正解は「B」です。

~できる。というのは「が」が接続詞として正しいんだそうです。

一見どこに文章の違いがあったかわからないわ(小声)

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

正直、「てにをは」細かすぎるし難しい…。

 

てにをは早見表

上司から「えーっと何が言いたいのかよくわからないんだけど…」と言われることの多い私です。

メールのやり取りなんかも接続詞や言い回しが難しく、伝えたいことが伝わり切っていないような、そんな気さえします。

むしろこのブログですら、伝わっておりますでしょうか…。(擬人暗鬼)

もし私の様に言葉遣いが難しい…という方は表を作成してみましたので、ぜひご活用くださいませ…。

 

言葉で伝えきれない時は

いくら「てにをは」を攻略しても、言葉で伝わりにくい。

微妙なニュアンスが文章だとどうも難しい。

そんな時ありますよね。

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言葉で伝えにくい事も動画にまとめております。

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