世界で最も高価な液体

FROM;長谷

 

エイチツーはあらゆる液体をハンドリングする流体エンジニアリングの会社ですが、

思い返すと色々な流体を制御してきました。

 

例えば高温かつ腐食性の強い液体。

粘度が高く正確な吐出が必要な流体。

設置場所が特殊で誰も対応出来ない現場。

 

などなど、挙げればキリがありませんが、今回は指向を変えて「世界で値段の高い」流体TOP10を特集してみます。

 

10位:人の血液【約45000円/1L】

手術などで大量に必要な血液ですあが、献血などで提供された血液に細菌が混入していないかを検査する為に高額になります。

 

9位:ガンマヒドロキシ酪酸【約70000円/1L】

ガンマヒドロキシ酸は神経に作用し鬱や不眠に効果的で、アメリカやカナダ、ニュージーランドなどでは治療目的で認可を受けています。

 

8位:黒インク#45 【約80000円/1L】

本体は安く売り、インクで利益を出すビジネスモデルと言われている通り、インクは高価です。

それだけでは無く、研究開発にかかる費用もONされていると言われています。血液より高いんですね・・・

 

7位:水銀 【約10万円/1L】

採取が難しいことと抽出に長時間かかることが高額になる理由のようです。

 

6位:シャネルNO.5 【約18万円/1L】

CHANEL初の香水となったのがこのシャネルNO.5です。

 

5位:インスリン 【約22万円/1L】

インスリンは人間の体内で作られ血糖値を低下させるために必要な成分です。
糖尿病になると十分なインスリンを体内で作れなくなるので血糖値をコントロールするためにインスリンの摂取が必要となります。

 

4位:カブトガニの血液 【約180万円/1L】

カブトガニの青い血液は非常に貴重な液体のようです。高い抗菌作用を持ち、細菌感染に効果を発揮します。

実際にカブトガニから血を抜き採取するようで、カブトガニの血液と同じ流体はまだ作り出せないということです。

 

3位:幻覚剤 【約370万円/1L】

幻覚剤は、脳神経系に作用して幻覚を摂取者にもたらす薬物のことで、日本でも取り締まりが強化され現在では規制されています。

 

2位:キングコブラの毒 【約450万円/1L】

キングコブラの毒は世界で最も強い毒の一つです。
高価な理由としてキングコブラの毒にはモルヒネの約20倍ほどの痛み止め作用があるからです。

 

 

1位 サソリの毒 【約11億円/1L】

サソリの毒を人間は血清を作るために使用します。
取れる量が非常に少なく、電気刺激を与え毒を抽出すると1回で0.5mg以下しか取ることができません。
一定量を確保するためには約25万匹以上のサソリの毒を摘出する必要があるのです。

その為世界で一番高価な流体はサソリの毒という結果になりました。

 

 

如何だったでしょうか?

 

【腐食する】【高温】などとはまた別の「扱いずらさ」のある流体特集でした。

 

もちろん、サソリの毒でも「移送しろ」と言われればベストを尽くすエイチツーですので、

移送困難な流体移送ご相談お待ちしております。

 

【高価な薬液を正確に混合!|納入事例】

納入事例|薬液混合装置(高粘度流体)