ある商社マンの熱意

FROM:舛田

 

は待たされていた。

メーカーから「すぐに回答する」と連絡があって以来、1か月以上も待たされていた。

 

しかし待たされたのはこれが初めてでは無かった。

 

彼の懇意にしているお客さんより「設備の更新を考えている」と話があり、既設のメーカーへ更新の話を相談したのが2か月前。

その時も「担当にお繋ぎします」とたらい回しにされた挙句、やっと繋いでもらい相談を持ちかけると、

「それは数十年前に納めた設備だから、同じものはありません。最新の物はこれになります」

と言われ、提案された装置は既存のものより一回り大きく、スペースに収まりそうもない。

 

仕方なく、相当品の見積を依頼してから1か月間、全く何の連絡もない。

 

シビレを切らし電話をかけると、思い出したかのようにすぐに見積もりは出てきたものの、「設置と撤去の費用も含んでくれ」と頼んであるのにも関わらず、装置の価格だけ。

 

担当にクレームを入れると「うちが出来るのは試運転調整だけです」と、言っている事が当初と違う。

 

困り果てた彼は、しかし諦めなかった。

 

絶対に対応してくれるメーカーがどこかにあるはずだ、と信じ、インターネットを使い探した。

なかなか見つからず、良いと思ったメーカーでもなかなか対応できるところは見つからなかった。

 

インターネットで探し、問い合わせをかける、という仕事は業務時間外で行われた。

帰りが遅くなろうが、彼の顧客も困っているこの状況を解決できるのは自分だけだと信じていたのだ。

 

すると、一社、変わった会社を見つけた。

 

若い会社ではあるが、納入事例を写真付きで膨大に公開しており、その中には工事や撤去も含まれている。

彼は一縷の望みを賭け、問い合わせをかけてみた。

 

するとそのメーカーは

「弊社は撤去も設置も、配管も電気も自社でやるメーカーです。」とあっけらかんと回答をしてきた。

今までの苦労は何だったのか、と思いながらも現場の下見をお願いし、見積依頼をかけた。

 

すると2~3日もしないうちにスグに見積もりが届き、しかもどのメーカーよりも安価だった。

下見に来た営業の人も若いが知識と経験があり、何よりも感じがいい。

 

ユーザー様もすぐに気に入って、このメーカーへ装置を依頼することに。

 

そこからお付き合いが始まり、今では毎日のようにメルマガが届き、それを楽しみにしている自分がいる。

 

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上記は「既存メーカーの対応が悪く、エイチツーへ切り替えた」と話してくださったお客様の実話です。

本件の装置は「pH中和装置」になり、実際の事例も写真付きで下記紹介しております。

 

本件のように、「困ったお客さん」が弊社のお客さんです。

流体移送に困っている、誰に相談したら良いかわからない、そんな方は、是非一度弊社までご相談下さい。

 

【今回のブログの事例は下記より】

納入事例|自動pH中和装置|酸洗い廃液の中和処理