From,山田
弊社で粉体移送用ポンプを扱い始めてから、さまざまな粉体のデモ依頼をいただくようになりました。
サラサラした粉。
やや湿り気のある粉。
中には、
「これはもう粉というより、塊では…?」
と、思わず私の思考も固まってしまうような状態のものもあります。
そんなデモを重ねる中で、ふと、こんな疑問が浮かびました。
「そもそも“粉体”とは、どんな状態を指すのだろう?」
「固まっていたり、湿っていたりしても、粉体と言えるのだろうか?」
粉体って?
「粉体」というと、サラサラした粉末をイメージしませんか?
小麦粉、砂糖、コーヒー粉、化粧品のパウダー、石灰・・・
でも実際の粉体の世界に足を踏み入れると、
「え?これも粉体なの?」が次々と出てきました。
・ダマになっている
・見た目は砂っぽいけど超微粒子
・触ると粉なのに流れない
・水分を含んで付着しやすい
と、クセが強い。
粉体=乾いてサラサラ というのは、粉体業界ではかなり優等生な粉だったりします。
粉体の定義
「粉体とは?」で検索すると、だいたいどのサイトにも書いてある王道の解説はこんな感じです。
「粉体とは、微細な粒子の集合体となったものを指します。
個々の粒子は固体ですが、全体としては流動性を示し、固体・液体・気体のいずれとも異なる挙動をとることが特徴です。」
さらに専門寄りの解説だと
-
粒径は数µm〜数mm程度
-
粒子間には摩擦・付着・静電気などの相互作用がある
-
そのため挙動の予測が難しい
といった一文が続いてきました。
要約すると
「粉体=小さな固体の集団で予測不可能な動きをするもの」という感じでしょうか。
だからこそ、粉体の移送でお困りのお客様が多くいらっしゃるのだと実感します。
粉体とは「物質」ではなく「状態」
粉体を扱う上で大切なのは「これは粉か、塊か」という見た目の判断ではなく、この材料がどのような動きをするかという視点だとわかってきました。
実際にさまざまな粉体を向き合ってみると、粉体の世界って思っている以上に奥が深いものだと感じさせられます。
エイチツーでは、粉体を単なる粉としてではなく、変化する状態を持つ材料として捉えることを大切にしています。
その視点こそが粉体移送の「うまくいかない」を解決する一歩になると考えています。
グラニュー糖、魚粉から珪藻土や顔料(酸化鉄)まで!
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