取説、読んでますか

FROM:長谷

 

ポンプをご購入頂くともれなく付いてくる取扱説明書。

弊社もメーカーですので、自社製品のポンプの取説は自前で製作しております。

「お客さんの使い方でこういう特殊な例があり、注意喚起したい」など、現場の声を聞きアップデートを続けておりますが、「はて、他の製品の取説はどうなっているんだろうか」と疑問になりました。

 

初めてその機器を使用する人でも、わかりやすく使用できるようになっているんでしょうか?

 

と、言う事で「できれば誰にも操作方法がわからない」であろう機器の取説を読んでみる事にしました。

 

 

そこで今回選んだのはコチラ

MK43 mod0機関銃です。

アーノルド・シュワルツェネッガーが映画「コマンドー」でボートの上から撃ちまくっていた機種の後継機種になります。

 

こちらの取説をワザワザ取り寄せ、機関銃なんて触った事の無い私でも操作方法がわかるのでしょうか?

 

武器の前に立たないでください。

表紙はこんな感じです。

 

ページをめくると・・・

まずは安全の為の情報がざっくりと載っております。

「武器の前に立たないでください」と、いや、ほんとその通りだよなと思う事もしっかり載っております。

 

弾薬の詰め方からスタート

安全に関するページが一通り終わり、やっと操作方法にたどり着きました。

まずは「弾薬の装填方法」です。

やはり戦闘中というか、緊急事態で使う事を想定しているのか、なんと11のステップのみで弾薬の装填から発射までが出来るようです。

映画でも見たことのある弾薬が銃にジャラジャラしているイメージの写真が出てきました。

ちなみにこの機関銃ですが、スペックの欄のRates of fireにCycle:650 rounds per minute と書いてあるのですが一分間に650発撃てるという事なのでしょうか??1秒に約10発以上!?

最後のステップはセーフティをFにして、Ready to fireです。

後は引き金を引けば銃弾が飛んでいくのでしょうか。取説を読んで怖くなったのはこれが初めてです。

絶対にready to fireされたくない・・・

 

メンテナンス情報やオプションパーツなど

 

その後のページはスコープ(オプション)の取付方法やメンテナンス方法が延々と続きます。

お掃除には専用のブラシがあるようなので、こちらの購入をお勧めされました。

 

如何だったでしょうか

 

今回何も知らない機関銃の取説を取り寄せましたが、正直操作方法(使い方)だけなら何とか使えそうな気がしました。

メンテナンス情報も手厚く書かれているので、戦場でメーカーへ直接電話しなくても済みそうです。

シュワちゃんもきっとしっかり取説を読み込んだんでしょうか。

 

弊社も取説のメンテナンス項目をさらに充実させようと固く決意しました。

皆様も使ったことが無い機器を使用する際には取説を読み込むと、新たな発見があるかもしれません。

 

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