広報は広告と違うの?

FROM,石原

 

突然ですが、質問です。

あなたが初めて行く居酒屋を選ぶとき、食べログの評価が4.5のお店を見つけたら、少し安心しませんか?

では、なぜ安心するのでしょう?

 

行ったこともない。食べたこともない。それでも「なんか信頼できそう」と感じる。

その正体は、第三者からの評価です。

 

もう一つ、質問です。

新規の発注先を探さなければならないとき。

スペックも機能も費用感もほぼ同じ企業が2社あったとします。

 

1社は「その会社の営業担当者が『弊社は信頼できます!うちの会社と取引して損はありません!』と言っている企業」。

もう1社は「信頼できる知り合いの社長が『あそこ、ほんまにええで』と紹介してくれた企業」。

 

あなたはどちらを選びますか?

スペックも機能も費用感もほぼ同じなら、おそらく後者ではないでしょうか。

この2つの話に共通しているのは、「誰が言うか?」で信頼性が大きく変わるということです。

 

実はこの「企業の信頼性を高める活動」こそが・・・

 

広報PR=パブリックリレーションズ

 

企業の信頼性を高める活動こそが、広報PR=パブリックリレーションズです。

広報とは、メディアなどの第三者から情報を発信してもらうことで、ステークホルダー、つまり世の中からの信頼を高める活動のことを指します。

広告が「企業が自分で語る」活動だとすれば、広報は「信頼できる第三者が語る」活動です。

 

「以前、プレスリリースを出したことがあるんですが、何も効果がなくて…」

広報の相談をお受けしていると、こういった声をよく耳にします。

では、なぜ効果がなかったのでしょうか?

 

多くの場合、その原因は広報を広告と同じ感覚で捉えていることにあります。

広告は、お金を払えば即座に露出できます。出稿した翌日から反応が来ることもある。だから「やった分だけすぐ返ってくる」という感覚が生まれやすい。

ところが広報をその感覚でやってしまうと、「1回プレスリリースを出したのに何も起きなかった」という結果になりがちです。

ここで少し考えてみてください。

 

広報は「企業の信頼を高める活動」だとお伝えしました。

では、たった一本のプレスリリースで、企業の信頼は高まるでしょうか?

初対面の人間に、一言声をかけただけで深い信頼関係が築けるでしょうか。おそらく、答えはNOです。

信頼とは、継続的な関わりの中で少しずつ積み上がっていくものです。広報も、まったく同じです。

では、広報に継続的に取り組むと、具体的に何が変わるのでしょうか?

 

広告=売り上げを求めるための活動

 

出稿して、露出して、問い合わせを獲得する。目的は明確で、常に売上という数字に直結しています。

一方、広報の目的は「企業の価値を高めること」です。 広告との一番大きな違いは、まさにここです。

そしてその価値が高まると、実は売上だけではない、複数の領域に効果が波及していきます。

 

■採用領域:「誇れる会社」へ変わる

メディアに取り上げられ、社会から認知される会社になると、求職者の目に映る会社の印象が変わります。「あの会社、なんか面白そう」「信頼できそう」。そんな会社に人は集まってきます。

そしてもう一つ。広報に取り組むことで、社員自身が自分の会社を誇れるようになります。

「うちの会社、メディアに載ったんですよ」と、社員が自然と周りに話してくれる。

これがインナーブランディング(社員の会社への誇りや愛着を高める取り組み)、つまり内側からの採用力強化につながっていくのです。

 

■セールス領域:「話す武器」ができる

「うちの会社、先日〇〇に取り上げられまして」という一言は、営業の現場で強力な武器になります。

自分で言う言葉より、第三者に言ってもらった実績の方が、相手の心に刺さるのです。

 

■自社のブログやSNSなどの自社発信領域:目的のない発信を「資産」に変える

少し厳しいことを言います。

御社のブログやSNS、こんな投稿が続いていませんか?

「先日、社内で飲み会がありました!」

「近所の桜が綺麗でした!」

その投稿を見た取引先候補や求職者が、

「この会社に仕事を任せたい」「この会社に入社したい」と思うでしょうか?

目的のない発信は、資産にはなりません。むしろ、会社の印象を薄めるリスクすらあります。

広報戦略と組み合わせることで初めて、発信は企業の信頼を積み上げる「資産」へと変わるのです。

 

■広告領域:広告一本足打法からの脱却

そして企業の信頼が高まると、広告だけに頼らない情報拡散が可能になります。

広報は、広告一本足打法から脱却する手段にもなり得るのです。

 

広報と広告は、似て非なるもの

 

ここで改めて整理しましょう。

広告は「企業が自分で語る」活動。

広報は「信頼できる第三者が語る」活動。

広告が売上を直接追い求めるのに対し、広報は企業の価値そのものを高めていく活動です。

そして企業の価値が高まることで、採用・セールス・自社発信領域・広告、あらゆる領域に効果が波及していく。

プレスリリースを1回出して「効果がなかった」と感じた方は、もしかしたら広報を広告と同じ感覚で捉えていたのかもしれません。

広報は、一夜にして企業の信頼を築くものではありません。

しかし、継続的に取り組むことで、じわじわと、しかし確実に、企業の価値を高めていくものです。

これだけ多くの領域に効果が波及する広報だからこそ、逆に言えば戦略なき広報は効果を発揮しません。

だからこそ、プロの力を借りることが近道です。

「広報に取り組みたいけど、何から始めればいいのかわからない」 「プレスリリースを出してみたけど、これで合ってるのか不安…」

ハッピーPRは、広報PRの考え方やノウハウを経営活動に落とし込み、広報PRの力で企業の成果向上を支援する会社です。

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