FROM:浜條
「すべての企業はサービス業である」
これはアメリカの著名なコンサルタントが放った一言ですが、あなたはどう思いますか?
「うちはステンレスの加工屋だから製造業だよ」
「自動車部品を製造しているから、製造業に入る」
そんな声が聞こえてきそうですが、実は私も最初は同じように思いました。
ところが先日、【競合他社の対応が悪く、エイチツーへ注文が来た】という経験をし、
「すべての企業はサービス業」で「あるべき」なんじゃないかと思ったんです。
中和装置の引き合いが来る
某商社様より、「中和装置の更新で困っているお客さんがいる」と引き合いを頂き、話を聞くと
「既設が○○(大手メーカー)さんだけど、対応が悪くてエイチツーさんなら対応できると思った」
とのことで、具体的に「対応が悪い」とは何を指すのか聞くと
・大手中和装置メーカーへ話を出してから部署をたらいまわしにされ、三か月以上も見積もりを待たされた。
・待たされた挙句、見積もり条件である「既設の撤去・設置工事は出来ません」と言われた。
・現場の設置スペースなどを無視して、規格品の中和装置の見積が来た(しかも高い)
と、大変不満が溜まっている様子でした。そこで大至急現場までお伺いし、お客様の求めるものをヒアリングしました。
お客さんの求めるもの
お客さんが求めるものはシンプルで、
「既設中和装置を撤去し、新設の中和装置を設置」することでした。
聞こえは簡単かもしれませんが、中和装置を現場スペースに合わせて設計する事をはじめ、工事の段取り(設置・配管・電気)など、あらゆる事を窓口の営業マンは理解していないといけません。
「これは大手さんのイチ営業マンじゃ、無理だな」と思い、同時に「エイチツーの得意な分野だ」と思いました。
結果、工事全てを含め中和処理装置を受注し、お客さんにも満足頂ける現場となりました。
すべての企業はサービス業で「あるべき」
この一件を経て、なぜ大手さんの中和装置では無くエイチツーが受注したのか、それは「サービス」で買ってもらったと言えないでしょうか。
「お客さんは中和装置が欲しいんじゃなく、排水基準をクリアし、安心して製造ができる体制になる事を求めている」と考えると、また違ったアプローチが可能です。
さらには「中和装置が欲しいのではなく、この会社に任せれば全てやってもらえて安心だという安心感を求めている」そう認識できれば
すべての企業はサービス業で「あるべき」なんじゃないかと思うのです。
本件の「写真付き」納入事例はコチラです
上記にご紹介した納入事例を下記にてご覧頂けます。
中和装置やもちろん、流体制御の特注装置なども是非エイチツーへお任せください。
小さい会社ですが、できる限りのサービスで対応させて頂きます。
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