FROM,中島
先日、工事用のハイエースの鍵が反応しなくなったので
鍵に内蔵されているボタン電池を取り換えました。
計器類の電池も在庫を確保しておこうとひとつづつ確認していたのですが、
ちょっと懐かしい電池が出来ました。
はて、この箱型の電池ってこのご時世、どうしても必要なのでしょうか?
四角い電池はまだ必要?
当たり前ですが電池にはいろんな種類がありますよね。
代表的な円柱状のアルカリ・マンガン電池、形状が薄くその形からボタン電池、
車用や非常用バッテリーに使われる産業用電池、と、種類は用途によって多岐にわたります。
例えばボタン電池。
小さく薄いその形状から冒頭にもあったように車の鍵などに使用されるように、
使用する物の動力(電池)ポケット用に確保できるスペースも鑑みて設計される事が多いようです。
さて、ここからが本題です。
この四角い電池は、角形や006P型など呼ばれ方は様々ですが、ふと思った事があります。
「これが入るスペースあるなら、単4とかでいいんじゃね?」
野暮な疑問かも・・・と思いつつ、必要性を調べてみました。
その名も9V形電池
そういえば昔ラジコンの電池と言えばこれでしたが、最近はめっきり見る機会が減りました。
まぁ、そんな9V電池ですが、調べたところ極論1.5V(一般的な筒型電池)を6個使えば
その機械は動かせるけど、ちょっと面倒なので9V電池があれば一個でいいね!と
普通の電池(1.5V)の6倍の電圧が欲しい時に使用されていた経緯がありました。
最近では技術の進歩により、低い電圧でも動作する設計になってきた事で中々見かけなくなった。
そんな裏があったようです。
ですので、本当に必要なの?という冒頭の問いの答えは「ギリ必要」と言ったところでしょうか。
最初は要らないんじゃないか?と思い調べた私でしたが、
背景を知ると時代の波に揉み消されないように、是非生き残ってほしい。と今では強く願うばかりです。
ナメないでね
私が9V形電池の生き残りを応援してもどうこうなる話ではありませんが、
この9V電池の特徴として、+と-が同じ面についている点があげられます。
それはつまり、導通しやすいという事。
文字通り舌でナメる、濡れた手で触ると感電しますのでご注意くださいませ。
生産個数が少ないからってナメてかかると危ない、中々パンクな電池です。
ということで本日のPRですが、
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