From,山田
クレジットカードやポイントカード、どんどん増えてしまいがちですよね。
このカード達を全部入れるべく大容量の財布を購入し、カードを入れ替えていてふと気が付いたんです。
「このカード達、全部同じサイズじゃん。これって偶然じゃなくて決まってるの?」
クレジットカード、ポイントカード、保険証、免許証・・・実はそのサイズ、世界共通だって知っていましたか?
日本でも海外でも、私たちの身の回りのものが意外と同じルールで作られているんです。
普段なんとなく使っている世界共通のモノたち、あなたはいくつ知っていますか?
1. クレジットカードのサイズ
財布にスッと入るカードのサイズ、世界中どこでも同じ 85.6mm × 53.98mmなんです。
「ISO 7810」という国際規格で決まっているから海外発行のカードでも日本の財布やATMにもピッタリなんです。
2. 電球のネジ山(E17・E26など)
電球の「口金」と呼ばれるくるくる回す部分のサイズも世界共通です。
日本で使われている口金はE10、E11、E12、E17、E26、E39がありますが、一般家庭で使われている照明器具の口金はほとんど「E17」「E26」です。
ちなみに「E」はエジソンの頭文字。100年以上前に決まった規格がいまも現役で使われているなんて歴史を感じますよね。
3. ワインボトルの容量
ワインの瓶といえば750mlが定番です。あのちょっと小さく感じるサイズ感がオシャレな雰囲気を醸し出していますよね。
でも、なんで1リットルじゃないんだろう?と不思議に思いませんか?
その理由として、有名なところでは「昔のガラス職人が一度に吹ける量がそのくらいだった説」、ほかには「1ガロンを6等分するとちょうどよかった説」など諸説あります。
4. 紙のサイズ(A4など)
国際的に広く使われているのは Aシリーズ。A4、A3、A5などありますよね。
とくにA4(210mm × 297mm)は学校や会社でもおなじみのサイズですね。
「A0が1㎡」という決まりがあり、それを半分にしていくとA1、A2、A3…と続く仕組みです。
5. 自転車のタイヤサイズ
ロードバイクの 700C、マウンテンバイクの 26インチ など。
国際的な規格「ISO 5775」によってサイズ表記が整理されていて、世界中どこで買っても同じ規格なら取り付け可能です。
ちなみに、ロードバイクとマウンテンバイクの規格が違うのは、
・ロードバイク→街や舗装路で早く走りやすい=細めで軽くスピード重視
・マウンテンバイク→デコボコ道でも安定して走れる=太めで安定・グリップ重視
つまり、用途によって最適化されているため規格が違うそうです。
6. ネジの規格
ネジの世界も国際規格の宝庫です。
代表的なのは「ISOメートルねじ」で、ピッチ(山の間隔)や直径が細かく決められています。
例えば「M6」といえば直径6mmのネジ、という意味です。このおかげで世界中の工場で同じ規格のネジが使え、部品交換や組み立てがスムーズにできるのです。
7.鉄道の線路幅
実は鉄道にも共通ルールがあるんです。
世界標準の線路幅は 1,435mm。これは「標準軌」と呼ばれ、ヨーロッパを中心に世界の多くの国で採用されています。
ただし、日本の在来線は少し狭い 1,067mm(狭軌) を使用していますが、新幹線では国際標準の 1,435mm を採用しているそうです。
なぜ在来線は狭いのか?
これも理由は諸説ありますが、明治時代に鉄道建設を始めたときに、建築費を抑えることができる、山の多い地形でも急カーブに強いという特性のため地形への適応が容易、というのが有力です。
エイチツーのポンプも世界共通です
エイチツーで扱っているポンプの中でもエアダイヤフラムポンプは世界共通の規格と高い汎用性で、化学、食品、製薬など、さまざまな場面で活躍しています。
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