FROM:舛田
先日、プラント工事での出来事でした。
「おいっ!てめーこの野郎!」とすごい勢いで怒鳴りちらかす声が聞こえてきました。
どうやら隣で作業を行っている業者さんのようだ。
私は耳を傾けて、しばし内容を聞いていました。
高所作業の後輩くん
移動式高所作業台に立ち、一生懸命に作業を行っていました。
空調服の「ブーン」という音を轟かせながら、自分なりに必死に考え、先輩の言われた指示を遂行する真面目な彼。
見てた感じとても頑張り屋さんそうな20代前半の後輩くんでした。
が、しかしこの後とんでもない罵声を浴びることになる。
罵声の先輩くん
それはいきなりでした。
「おらぁ!てめーこの野郎!おいっ!聞いてんのか!声出せや!ちゃうやんけ!〇※△α÷◇§ΘψйбЦъσ∵Ω!!!」
日頃のフラストレーションを晴らすかのようにマシンガンのような罵声。
もう最後の方は何を発しているのか聞き取れないほどでした。
それは聞いたり見たりするだけで感じ取れる、愛がない罵声でした。
ただの嫌悪感からくるあれです。
アドバイスも減ったくれもないやつでした。
しかも、後輩君と罵声くんはそんなに年も離れておらず、見た感じ割に超ベテランって感じでもありませんでした。
そんな光景を横目に弊社の中島と私は一度罵声を言い合う環境をやってみることにしました。
※隣ではまだオラオラやっている中での、あえてやってみる精神。
弊社も挑戦~罵声にトライ~(とりあえず声を張ってみる)
「おいっ!24番のレンチとれや!」
「あいよっ!」
「おうっ!ありがとな!」
しかし、受け取ったレンチは19番であった。
「てめー違うだろが!24番だ!馬鹿野郎!」
「すいませんっ!これっすか?」
ここで気が付く。19番も必要だったことに。
「おう!渡された19番も使うでよ!ありがとな!」
「はい!」
・・・。
罵声をぶつけようとするが、感謝で終わってしましいました。
どんなきつい使用環境や、お客様のご要望に最初っからできませんは言わない弊社エイチツーですが、こればかりは・・・。
出来ませんでした。(笑)
やはり、真剣な意見交換やピリピリした空気もあるけれど罵声を浴びさせることは不得意でした。
私も職人あがりで、色んな人を若輩者ながら見てきましたが、ただただきつい人、きついのではなく厳しい人、様々いました。
今思い返せば、きつい人は覚えてませんが、厳しい人は今でもお付き合いがあり、感謝も覚えています。
ほんとにどんな現場でも、どんな会社でも働く環境って物凄く大事だな~と、罵声の飛び交う現場を横目にしみじみ思いました。
愛のある厳しいポンプあります!
ボイラードレンの高温水や洗浄排水の高温ピット。
今まで汎用品を使っていたけど、よく壊れてしまう。
サーマルトリップが起こってポンプが冷めるまで動かない。
などなど。
弊社は耐熱が標準仕様なので、厳しい高温環境のポンプ移送ならおまかせください。