「徹夜しました」と言われたら

生産性を上げる事―

どこの職場でも命題として日々生産性向上に努めている事と思いますが、工場のオペレーションはもちろん、それ以外の業務ではどれくらい意識されているでしょうか?

 

エイチツーでは工場の生産性向上に繋がる提案をすることを基本としているので、生産性についてはスタッフ全員で強く意識しながら仕事をしています。

 

 

例えば部下が「徹夜して資料を作りました!」とあなたに言ったとしましょう。

そんな時、あなたらどう声をかけますか?

 

その資料の出来が良く、それを見て「よく頑張ったな!」という評価を与えてしまうと、その部下はまた徹夜をするでしょう。さらにそれを見ている別のスタッフも徹夜をすることに抵抗が無くなります。

 

これでは会社として成果を出すために長時間の勤務を推奨しているように捉えられてしまう為、仮に徹夜をしなくても同等以上のクオリティを出せる別の社員の士気は下がってしまうことに繋がります。

 

本来は優秀な社員が「自分はこの職場では評価を受けにくい」と感じてしまう為です。

 

そうでは無く、上司は「資料は良くできている。しかしこれを作るのに何時間かかったんだ?」と、問うべきです。

20時間かかっていたとしたら「じゃあ次は15時間でこれくらいの資料が出来れば合格だな」と伝えるべきです。

 

逆に極めて短時間でクオリティの高い資料を作ってきた部下に対しては

「その短時間でこのクオリティの資料が作れるなんて素晴らしい。一体どうやって作っているのか、次のミーティングの時にプレゼンしてくれないか」と褒め、全員で共有するべきです。

 

このサイクルを日常化すれば、職場の雰囲気として生産性への意識が芽生えます。

 

ところで、エイチツーの生産性に大きく寄与した事例を紹介します↓

1台で2役!別々の液を1台のポンプで移送できる生産性の高いポンプ製作事例です。

納入事例|ADD型|2液を1台で移送