目の前で人が倒れた話

FROM,中島

 

信号待ちをしている最中、

ふと左側の歩道に目をやると

フラフラと手すりにもたれるように歩くおじいちゃんが一人。

大丈夫か?と思った矢先、崩れるようにその場に倒れ込みました。

時間は正午過ぎ、通行人はたくさん居る。

一方、自分は交差点の先頭で信号待ち中。

さあ、どうする・・・

 

最善の選択は?

 

冒頭にあったのは先日実際に遭遇した出来事です。

「わっ!倒れた!」と思ったと同時に次の選択肢が生まれます。

 

1、人命第一!直ぐに飛び出して状態確認だ!とにかく急がなきゃ!後続車には悪いがハザードを焚いて、さぁ行くぞ!

2、自分は信号待ちの先頭でここで停車するのは危ないし迷惑だ。たくさん通行人がいるし、誰かが助けるだろう。

 

因みに私は、以前からもしこういう場面に出くわしたら

「1」を選択しよう、とあらかじめ決めていたのにも関わらず、

咄嗟に上記のようにどう動くかを考える事になりました。

この時、信号は赤になったばかり、飛び出すなら今。

いや、でもやっぱ危ないし、迷惑もかかる、倒れたおじいちゃんの近くには

いっぱい通行人がいるし・・・

率先して人命救助にあたる。と決めていたのに、

それはとても長い間、葛藤したように感じました。

 

大丈夫、大丈夫

 

数秒だけ様子を見る事に決め、運転席から見守ります。

しかし、行き交う人は誰も足を止めようとしません。

道路交通法違反な事は重々承知の上でしたが、

目いっぱい路肩に車を停めおじいちゃんの元に駆け寄りました。

おじいちゃんの近くに行ってある事に気が付きました。

≪めちゃめちゃ酒臭い・・・≫

まさか、、、と思い声をかけると、

「呑んだ呑んだ、昼間からこりゃいい気分だ」「大丈夫、大丈夫。」

と、随分のん気な回答と、時同じくして近くのお店から店員さんが出てきて

「この人いつもこうなんです。あとは引き受けます。」と私に一言。

安心と怒りが同時に込み上げつつ、店員さんに後は任せて帰ってきたのですが、

結局、ただの酔っぱらいのおじいちゃんに翻弄されただけでした。

 

酔っぱらいからの教訓

 

急性アルコール中毒などお酒による人命危機は十分に考えられますが

酩酊している当の本人からはそんな感じはなく、結局は翻弄されただけの一件でしたが、

ある状況に直面したらこうするんだ!と、以前から心に決めていても

いざ直面すると思ったように動けないものだと痛感しました。

そんな教訓から、声を大にして言いたいことがあります!

予備機ご検討ください。

大切な生産ライン、止まったらまずい排水ライン、

想定外の出来事によりポンプが停止したら連絡するよりも

予備機を一台置いておけば故障時に限らず、メンテナンス時にも

稼働を止めることなく運用頂けます。

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私から営業に伝えておきますので、この機会に是非、予備機見積りを取ってみて下さい。