海外で結果を出す人は異文化を言い訳にしない

FROM:長谷

 

エイチツー・アメリカ支店立ち上げに向けて

毎日3時間の英語の勉強をしていますが、

「海外赴任する」というマインド自体も勉強しようと思い、

 

写真の「海外で結果を出す人は異文化を言い訳にしない」を読みました。

 

一見、海外赴任者にしか内容的に関係ないように見えて、

めちゃくちゃ国内においても大切な事がたくさん書いてある本でしたので、シェアしたいと思います。

 

「では・・・」に注意!

 

海外赴任中にトラブルが起きた時に、

 

「アメリカでは・・・

「中国では・・・

「ドイツでは・・・

 

という「では・・・」が出てきたら、要注意だと筆者は言います。

 

要約すると、

実際に海外での仕事のトラブルの要因として、

「その国の特性」が原因である事は、少ない、という事です。

 

海外でのトラブルは往々にして「この国では○○だから」という理由で納得してしまいがちですが、

それでは事の本質を見失う、と筆者は言います。

 

例えば、そもそも現地のスタッフやお客さんとキチンとコミュニケーションが取れているのか?

といった点も見過ごされ、ただ「アメリカでは・・・」「中国では・・・」という人があまりに多いという事です。

 

でも、これは日本でもよく見る光景じゃないですか?

 

「開発部では○○だからダメなんだ」

「営業部では○○だから」

「元○○の人だから」

「あの人は○○大学出身だから」

 

など、問題の原因が「○○だから」で終わらせられることは、問題の解決からかなり遠いアプローチですよね。

 

 

自分は、自社の事をどれだけ理解しているのか?

 

ネームバリューが無い会社が海外で戦う、となると、必ず必要になる

「自社の説明」

 

これ、日本だと、

・AからFまでランナップがあります

・創業何年で~

 

このようなダルい説明でOKかもしれませんが、

海外ではもっと具体的なクエスチョンが飛んでくるようです。

 

・あなたの会社の競争力の源泉は、どこにあると思うか?

・製品の品質の高さは、どこから来ているのか?

・競合他社に比べて、最も差別化出来ているポイントは?

・そのポイントは、持続性があると言えるのか?

 

など、かなり突っ込んだ質問が飛んできます。

 

こんな質問にあなたは答えられますか?

 

私も、説得力のある言葉で上記を説明する為に、

エイチツーの競争力の源泉を考えるいい機会になりました。

 

 

結局、個人としての人間関係が大切

 

最後に、「世界で活躍できる」人材として、最も大切な事は

「個人としての人間関係が作れるか」と言われます。

 

これは全く日本でも同じですよね。

 

「海外だから・・・」という思い込みは一旦捨てて、

ガムシャラに一人一人と信頼関係を構築していく、という手法が、

日本と同じく海外でも大切なようです。

 

新しい挑戦で色々な事がアップデートされる

 

今回、この良書を読んで、

自社の事を再考するキッカケになりました。

 

また、海外で挑戦する、という事自体が、

エイチツーの存在をもっと明確に、強く打ち出せるであろう、

という確信が生まれました。

 

やっぱり、

新しい事に挑戦する、という事は、それ自体がとても大切なんだと気づかされた読書でした。

 

そんなエイチツーですが、

新しいラインナップが増えましたのでお知らせです。

 

「サニタリープランジャーポンプ」

という機種ですが、

イメージとしては、ジュース工場などでペットボトルがズラっと並んでいて、

そこにジューッ!と液体を定量で充填するような用途で使われます。

 

もちろん、化学品・化粧品、接着剤の塗布なんかにもよく使われるポンプです。

 

競合他社もある中、我々のこのポンプの一番の「推しポイント」は、

精度と短納期です!!

 

引き合い、お待ちしています!

充填・塗布に サニタリープランジャーポンプ