FROM:長谷
昨日の続きです。
展示会についてレポートしていきたいと思います。
会場は上海にある、国家会議展示センターという場所で、
東京ビックサイトの何倍あるんだろう?というデカさでした。
一日ではとても回り切れないので、
今回は「ポンプ」と、「浄水」のブースを中心に回りました。
ざっと見た感じ、
中国もポンプのクオリティかなり上がっているな・・・
そんな危機感と、大きな期待が持てる内容でした。
今回も写真たっぷりでレポートします!
デカいし人がいっぱい!
まずは会場の雰囲気です。
汎用の水中ポンプ、汎用の陸上ポンプが多く展示してあり、
正直どこも違いがよくわからない、同じような内容でした。
ただ、クオリティはそれなりに高く、
中国の旺盛な需要には、これだけ同じようなメーカーがあってもやっていけるんだな、と感心しました。
ケミカル用のエアダイヤフラムや定量ポンプ、チューブポンプなどにも同じような事は言えそうで、
だいたい日本にあるメジャーな製品は、中国でもそれなりのクオリティで作れちゃっている、というのを目の当たりにしました。
一軸ねじポンプに関しても、クオリティは怪しいですが、
わりと色々なところでPRされており、日本のような一社寡占のような状況は見受けられませんでした。
マグネットポンプに関しても
「見たことがあるぞ」というようなデザイン・型式の物が色々なブースで展示されており、
見た目は遜色ないクオリティでした。
日本のメーカーの展示も!
日本のメーカーのブースもあり、
日本人としては、素直に嬉しく感じました!
やはり異国の地でファイトしている姿を見ると、グッと来てしまいます。
本当、頑張って欲しいです!
エイチツーは中国進出の予定はありませんが、
来年にはアメリカ進出を予定している事もあり、海外の展示会の雰囲気を感じられてとても勉強になりました。
中国のポンプ市場は、おおざっぱに言えば
スタンダードなモノは一通りそろっており、
精密なモノ、特殊なモノ、に関してはまだまだ扱いが少ないという感じでした。
このあたりは国民性なのか、
例えば水温が60℃だろうが、価格が安ければ壊れてもOK、というような考え方かもしれませんね(人件費もまだまだ安価なようですし)
それなりのクオリティのモノを、大量に安価に作れちゃう中国に対して、
ポンプメーカーである我々も、どういった製品技術で対抗していくのか、改めて考え直す事が出来ました。
そんなエイチツーですが、
今年は新製品が続々とリリースされる予定です。
まずは第一弾、従来より紹介しておりますプランジャーポンプです。
気になる方はお気軽にお問い合わせください!