上海展示会レポート②

FROM:長谷

 

昨日の続きです。

展示会についてレポートしていきたいと思います。

 

会場は上海にある、国家会議展示センターという場所で、

東京ビックサイトの何倍あるんだろう?というデカさでした。

 

一日ではとても回り切れないので、

今回は「ポンプ」と、「浄水」のブースを中心に回りました。

 

ざっと見た感じ、

中国もポンプのクオリティかなり上がっているな・・・

そんな危機感と、大きな期待が持てる内容でした。

 

今回も写真たっぷりでレポートします!

 

デカいし人がいっぱい!

まずは会場の雰囲気です。

 

汎用の水中ポンプ、汎用の陸上ポンプが多く展示してあり、

正直どこも違いがよくわからない、同じような内容でした。

 

ただ、クオリティはそれなりに高く、

中国の旺盛な需要には、これだけ同じようなメーカーがあってもやっていけるんだな、と感心しました。

ケミカル用のエアダイヤフラムや定量ポンプ、チューブポンプなどにも同じような事は言えそうで、

だいたい日本にあるメジャーな製品は、中国でもそれなりのクオリティで作れちゃっている、というのを目の当たりにしました。

 

一軸ねじポンプに関しても、クオリティは怪しいですが、

わりと色々なところでPRされており、日本のような一社寡占のような状況は見受けられませんでした。

 

マグネットポンプに関しても

「見たことがあるぞ」というようなデザイン・型式の物が色々なブースで展示されており、

見た目は遜色ないクオリティでした。

 

日本のメーカーの展示も!

日本のメーカーのブースもあり、

日本人としては、素直に嬉しく感じました!

 

やはり異国の地でファイトしている姿を見ると、グッと来てしまいます。

本当、頑張って欲しいです!

 

エイチツーは中国進出の予定はありませんが、

来年にはアメリカ進出を予定している事もあり、海外の展示会の雰囲気を感じられてとても勉強になりました。

 

中国のポンプ市場は、おおざっぱに言えば

スタンダードなモノは一通りそろっており、

精密なモノ、特殊なモノ、に関してはまだまだ扱いが少ないという感じでした。

 

このあたりは国民性なのか、

例えば水温が60℃だろうが、価格が安ければ壊れてもOK、というような考え方かもしれませんね(人件費もまだまだ安価なようですし)

 

それなりのクオリティのモノを、大量に安価に作れちゃう中国に対して、

ポンプメーカーである我々も、どういった製品技術で対抗していくのか、改めて考え直す事が出来ました。

 

そんなエイチツーですが、

今年は新製品が続々とリリースされる予定です。

 

まずは第一弾、従来より紹介しておりますプランジャーポンプです。

気になる方はお気軽にお問い合わせください!

充填・塗布に サニタリープランジャーポンプ