FROM,中島
哺乳類なのに卵から生まれる、
くちばしがあって、水の中を泳ぐ、フワフワの毛を持つ動物。
更に爪からは毒を出す。
明らかに生物学から逸脱した存在。
そうです、バグってる。それ以外の言葉で形容のしようがない、そんな動物がいます。
その名は、カモノハシ。
カモノハシはどこにいる?
ちゃんと見た事もないのに、なぜか名前は知ってる。
そんな生物、カモノハシ。
大きなくちばしと、平らなボディ、愛くるしく水をかくその姿は
どこで見たかは覚えてないけど、なんか知ってる。
そんな彼らを、日本のどこかの動物園で見たか覚えてる方がいらっしゃったら
是非教えて欲しいです。
何故って・・・彼らはオーストラリア東部の淡水域に生息するのですが、
現在、日本では飼育すらされていない超希少生物なのです。
彼らはオーストラリア政府の許可なしに国外に持ち出す事が出来ず、
なんなら映像を流すだけでも自然公園局の許可取りが必要なほどの箱入りっぷり。
そんなカモノハシは、冒頭でもあったように明らかにバグった性能を持ち合わせている
事でも知られています。
バグッてる性能
実はその外見だけでも色んな生物を掛け合わせたような見た目を持つカモノハシ。
カモのくちばし、ビーバーのような尾、カワウソのような体、モグラのような爪
数多くの動物を流行りのAIでがっちゃんこしたような見た目のカモノハシですが、
その生態はもっと特殊です。
その特徴の1つが、
卵から孵った赤ちゃんに授乳します。
へ??卵から生まれてミルク??
単孔類という珍しい種類ならではの生態で、生物学上こんな育て方をする進化を遂げたのは
片手で数えられる程の少数派です。
次に、カモノハシは哺乳類だけど、毒を持ちます。
イメージ湧かないですよね、モフモフの体の哺乳類から毒が出るの・・・
そして、3つ目。
くちばしが電気受容器になってる。
くちばしで魚やミミズなどの獲物から発せられる微弱な電気信号を感じ取ることができます。
と、まぁ、信じられないほどのバグ級の高性能をお持ちのカモノハシ。
いつか生でお目にかかりたいものです。
独自のニッチ
他の哺乳類と約1億8,000万年前に分岐した非常に古い系統であるカモノハシは
独自のニッチ(生態的地位)でこれまでほとんど姿を変えずに環境に適応してきたとされています。
有名な進化論に「強い種が生き残るのではなく、環境に順応した種が生き残る」という説があるように
カモノハシの性能は、まさにそういった適応形態の賜物といえるでしょう。
我々も決して大きなポンプメーカーではありませんが、大手さんがあまりやらない(ニッチな)ジャンルで
ご好評いただいております。
本日はその中から、大きな設備は不要な、圧縮エアを差し込むだけで【粉体】を手軽に移送できる
エア駆動式粉体移送ポンプ、DMシリーズででんぷん粉を移送した様子をご紹介します。















