救急車に乗りました

FROM;長谷

 

ある2月の土曜日、

妻が「久しぶりに唐揚げ食べてえ」と言うので、

私は家から10分程度の唐揚げ専門店でテイクアウトを注文している最中だった。

 

お会計の最中、突然私の携帯が鳴り響いた。

 

妻からだ。

 

なぜかFacetime(顔を見ながら電話できるやつ)で着信があったのでそのまま電話に出ると、

 

「赤ちゃんが痙攣してる!どうしよう!!」

 

と、インカメで映る妻の焦った顔が画面いっぱいに広がっていた。

 

状況を聞いても妻の顔面と悲鳴と喧噪しか聞こえず、仕方なく唐揚げ屋店内で

「今すぐこの電話を切ってさっさと救急車を呼べ!」

と怒鳴り、すぐに家へと飛び帰った。

ポケットには唐揚げ屋の待ち順を記すナンバープレート「40」が入ったままだった。

 

はじめて救急車に乗る

 

家に着くと、混乱と悲観がごちゃまぜの闇鍋状態で、

同居している嫁の母親は風呂上がりのようで、バスタオルを胸に巻いているが髪はビショビショである。

こんな時にも女性の恥じらいを忘れない、昔ながらの人なのだ(70歳です)

 

肝心の赤ちゃんは痙攣は一先ず終わったようだが、瞳孔が開きっぱなしで

明後日の方向を口を半開きにさせながらボーっと見ている。

 

そうこうしているうちに救急隊員が来てくれ、

そのまま赤ちゃんと妻、私で救急車に乗り込んだ。

 

救急車に乗るのは初めてだったが、

ドラマでも見たことがあるような機器、シチュエーションになぜかホッとし、

「すいませんが、お父さんは後ろから着いてきてくれますか!?」と言われ、

慌てて自分の車を救急車の後ろに乗り付けた。

 

すぐに救急車がサイレンを鳴らし、凄まじいスピーカーからの声で

「緊急車両転回します!そこの車両、止まってください!」と、

緊急車両だけに許される、道路のど真ん中での緊急Uターンをブチかまし、そしてそれに便乗して私もUターンをブチかまし、

受け入れ先の病院へ向かった。

 

そこからも「緊急車両通ります!」という頼もしい救急車の先導について行き、

信号無視、割り込みなど、何の疑問も持たず救急車について行ったが、

 

ふと、

「あれ、俺も緊急車両的な扱いなのか?」と疑問に思ったが時すでに遅し、

犯した道路交通法違反の数を数えながら病院へ到着し、

元気に泣きまくる赤ちゃんを目にして、安堵の土曜日は暮れていきました。。。

 

学校じゃ教えてくれない

 

後でキチンと調べたところ、緊急車両の付き添いの車(家族の車両など)は

キチンと道路交通法を守って移動しないと、罰則を受けるようです。

 

自動車学校では「緊急車両が来たら優先すること」は学んだ覚えがありますが、

「緊急車両の付き添いで移動するとき」については一切触れませんでした。

皆様ももし、救急車を呼ぶような事(無いといいですが)があったら、

付き添いでも普通に違反になりますので、ご注意頂ければと思います。

(なお、赤ちゃんは一週間程度の入院で無事退院致しました)

 

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