その後(知らせが無いのが良い知らせ)

FROM;長谷

 

「知らせが無いのが良い知らせ」とは、

私がこの業界(前職もポンプメーカー)に入って営業を担当した際に言われた言葉です。

 

ポンプを納入したら、

「正常に動作して当たり前」なので、

納入後、お客さんから連絡が無いという事は、製品には問題が無い、という意味です。

 

でも本当にそうでしょうか?

 

製品に少し不満(改善点)があっても連絡するまでも無い、という場合や

予想以上に満足してくれていても、特に連絡する(手段も)必要が無い、というケースもあるように思います。

 

つまり、知らせが無い=満足している、という事では無い事に思い当たりました。

 

なるべく聞くようにしてみた

 

先日、弊社の「油分除去フィルタ HWO」を購入いただいたお客様がおり、

このフィルタの特性上、油分の種類によっては除去の可否が分かれる旨をお伝えしておりました。

 

試しにご購入いただいた後、しばらく音沙汰が無かったのですが、

先日、

「先日購入しましたWHOフィルタの除去性能に大変満足しております。

 別件になりますが、排水ピットに浮かべても除去が出来るかを試してみたいと思います」

と嬉しいお言葉を頂きました。

排水ピットの場合も問題無く除去できたようで、引き続き購入頂いております。

 

また、先般中和装置を収めたお客様より、

「中和剤(塩酸)を追加で発注したい」とご連絡頂きました。

(実は弊社薬品も販売することが出来ます)

 

その折に「中和装置の稼働、順調でしょうか」とお伺いしたところ

「問題無く稼働しております。ありがとうございます。」と返答いただき、

単純な事ですが、何かを購入いただいたお客様にひとこと「その後」を聞くのは

大事だと痛感させられました。

 

(ちなみに、こちらのユーザー様の塩酸は、法規的に扱いやすいように

特別に10%の濃度で製作、さらにはポリ缶だとハンドリングが難しい為、

タフテナー容器という、現場で捨てやすい容器で納めさせて頂いております。)

↓タフテナー容器

 

お気兼ねなく「その後」をご連絡下さい。

 

弊社からも定期的に「消耗品交換」のお知らせをご購入先にお送りするなど、

アフターフォローはさせて頂いているつもりですが、

至らない点もあるかと思います。

是非、お気兼ねなく、良い知らせも悪い知らせもご連絡頂ければ幸いです。

 

引き続きエイチツーをよろしくお願い致します。

 

【今回の事例の製品はコチラ】

油吸着フィルタ―カートリッジ OLF

自動pH中和処理装置 HPHシリーズ