代理店とは

FROM:長谷

 

「御社ポンプの見積が欲しい。代理店を教えて」

 

こちらよくお問い合わせ頂く内容ですが、

実のところ、代理店とは何でしょうか?

 

販売店との違いは?

 

そのあたり解説します。

 

代理店とは

 

一般的に代理店と言っても、種類がいろいろとあります。

①販売代理店
②取次店
③特約店
④販売店
⑤紹介店

 

①販売代理店

ポンプ業界において一番イメージしやすい販売形態だと思います。メーカーから商品を仕入れ、販売するという業態です。

ポンプ業界では商社さんを通じた販売が一般的(メーカー→消費者間で取引を行わない)ですので、弊社にもよく代理店さん紹介の問い合わせが良く来ます。なお弊社においては特に代理店契約等しておらず、基本的には直接取引が可能となっております。

代理店制度を取っていないポンプメーカー自体が珍しいですが、その一般的なメリットとしては

1. 顧客の声を直接聞けるため、選定・提案の精度が高い

2. 顧客の声を直接聞けるため、改善する点を拾いやすい

3. 中間マージンが無い為、安価に提案できる

このあたりがエイチツーにとってのメリットかと思います。ただ、商社さんにも非常に精度の良い情報を伝えてくださる会社さんもある為、一概に言えない部分もあります。

 

デメリットも多々あります。

1. 販売力が薄い(特に地域に根差せない)

2. 販売量が多くなると管理が煩雑になる

ただ、弊社は汎用品を製造しておらず、特殊品がほとんどなので、あまり大きな広いニーズは不要なのが実情です。

 

②取次店

業務内容は販売代理店に近いですが、一番の違いは在庫を持たないことです。(※一般論です。)

在庫を持たないことが一般的なので、代理店にとってはリスクが低く取り組みやすいことが特徴です。また、契約の取次を主な業務としているので、顧客のフォローまでは要求されません。顧客フォローはメーカーが対応するので、実質的に丸投げできます。販売代理店と比較して、業務内容の負担が軽いことが特徴です。

 

③特約店

特約店とは、メーカーと特定の条件が付いた特約契約を結んだ業者のことを指します。特約の内容も様々ですが、例えば販売地域を限定した形で「特約店以外には販売しない」「代理店より安価に卸す」などがあります。

一般的には特約店はメーカーとの距離感も近く、クレームなどにも素早く対応が可能です。

 

④販売店

一般的な販売店は店舗販売を意味します。リアル店舗を活用し販売を行います。

例えば街の本屋さん、ホームセンターなどがこれにあたります。

 

⑤紹介店

見込み顧客を代理店本部に紹介することを業務内容にしている代理店の形態です。あまりこの業界にはありません。

 

業務提携しました。

 

弊社ですが、産業機器の輸入代理店であるサニー・トレーディング株式会社とDELLMECO社及びSTANDARD社製一部製品において販売業務提携を開始しました。

このポンプですが、サニタリー性に優れ、また高粘度を移送できるなど、ニッチですが非常に競争力のあるポンプです。

高粘度ポンプや食品・化粧品で使用を想定しているポンプのご相談は是非、弊社までお問い合わせください。