FROM:長谷
突然ですが、あなたは「伝説の授業」を受けたことがありますか?
その授業を受けて、人生が変わるような衝撃を受けたという経験はありませんか?
私は授業中は睡眠の時間だった為(本を読んだりギターを弾いたり恋をするのに忙しかったんです)、授業内容自体を全く覚えていないのですが、今回ご紹介する本は、そんな「とてもユニークで」「学びのある」伝説の授業を集めた一冊です。
「伝説の授業」を紹介する本だけあって、どうやって人に伝えれば良いのか、どう学んでもらうのか、部下がいる方なら学びのある内容かと思います。
「伝説の授業」の中から、印象的だったエピソードを紹介します。
会議やミーティングで、なかなか部下から意見が出ない、そんな悩みはありませんか?
「なぜ生徒たちがあんなに手を挙げるか教えましょうか?」
これは著者が、伝説の教師クマGから教わった、「授業でたくさん手が挙がる秘訣」について書いています。
クマGの生徒(小学生)の元で、課外授業のような形で訪れた著者は、
生徒に3つのテレビCMを見せます。
その3つのテレビCMはとても有名なCMですが、キャッチコピーが隠されていたり、タレントの顔が隠されています。
そこで、どんなキャッチコピーだったらもっと伝わるようになるか?
どんなタレントだったらもっと面白くなるか?
そんな設問を与え、広告の面白さや創造性を伝える授業です。
クマGの生徒は元気よく皆手を挙げ、アレやコレや意見を言います。
それに対してクマGは、「うんうん」「なるほど」「へえ~」など相槌を打ちます。
ここがポイントで、
【答えを言わない】【評価しない】
という事が、活発な意見が出る秘訣、とのことです。
みなさんの会議ではどうでしょうか?
若い社員が意見を出したら、それに対して「良いね」「いやこれはこっちの方が良い」と、クセのように言っていないでしょうか?
もしくは先に自分の意見を言ったりしていないでしょうか?
このやり方は意見が活発に出る、というだけがメリットでは無く、
自分で発言した内容がその後に(少しでも)反映されることによって責任が出てきます。
それに加え、やる気も出てきます。
なぜなら自分の意見が(少しでも)通ったから。
これはNASAの宇宙飛行士のリーダーも同じことを採用しているようです。
例えば何かのガス漏れが発生した。明らかにピンチです。
対応を全員集めて協議する。
リーダーはある程度答えを持っているが言わない。
まず全員に言わせる。
そして最後に、自分の持っている答えに近い意見を採用する。
彼の案でいこう!と。
そうすることで、リーダーの独善的に出した案では無いので、全員のその後の仕事に対するモチベーションが全く変わってくる。
どうでしょうか?
「今年の新人はおとなしい」と嘆く前に、まずは伝え方、やり方をすこし見直してみると、違った結果になるかもしれませんよ。
ここで真逆の事を言います
製品PRの時間ですが、こればかりはリーダーであるあなたに「独善的」に決めて頂きたい製品です。
ご紹介するSBシリーズは、
サニタリー仕様はもちろん、軽量(なんと5Kg!)小型でパワフルに自吸・移送する、
洗浄性を必要とする食品や原料移送に最適なポンプなんです。
今まで人が一斗缶を抱えて補充していたような現場に、
ぜひあなたの独善的な判断で導入をお願いします!
…もし、部下の意見も聞こうという場合、
デモ機もご用意しております。
デモ機で試してみよう!とリーダーのあなたに独善的に判断頂き、
部下とのミーティングで活発な意見を交わしたのち、採用となることを祈っています。
PS. デモをしたお客様のほとんどが購入して頂くほど、インパクトのあるポンプですよ。製品リンクは下記より。