イカの視力~実はハイスペックなんです~

ROM,三苫

 

あなたのマイブームは何ですか?

私、三苫はアオリイカ釣りにハマっており、「イカハンター」と呼ばれています。

 

焼く・煮る・炒める・揚げる・・・酒のつまみとしてもごはんのおかずにしてもお煎餅になっても美味しいイカ。

実は水生生物ではトップクラスの視力の持ち主なのです!

 

イカの視力

 

イカの視力は一般的に0.6~0.7と言われており、三重大学の研究では、

・アオリイカ 0.63

・ミミイカ 0.32

・スルメイカ 0.64

・スジイカ 0.90

・ソデイカ 1.37

というデータがあります。

(※参考文献:三重大学2007修士論文「イカの視覚に関する基礎的研究」牧野朗彦氏)

また、ほかのデータによるとコウイカの視力は0.89。

2018年の調査によると、大人(20~69歳)の裸眼視力の平均が「0.5」という結果なので、イカよりも視力が悪い人が増えていることになります。

 

視力0.2の私は完全にイカ以下です・・・。

 

イカの目の構造

 

イカの目は人と同じ「カメラ目」と呼ばれています。

 

動物の目の種類は大きく分けてカメラ目、単眼、複眼の3種類あります。

カメラ目とは、その構造がカメラの構造と近いことからカメラ目と呼ばれているそうです。

ちなみに、イカの目の大きさは人間の体にするとバスケットボールほどのサイズになるそうです。

 

人と同じ目の構造を持つイカ。視力の良さだけではなく、目に入ってくる光の量を調節もできて、無脊椎動物の中では群を抜いて高性能なのです!

 

ただし、色は白黒しか認識できません。

 

目以外もハイスペック!

 

イカは非常に知能が高く、複雑な行動パターンや学習能力を持っています。

目が良いことから得られる情報が多く、「海の霊長類」という異名を持ち、考えて行動したり記憶する能力を持っています。

さらに、物を立体的に捉えることができ、アメリカのミネソタ大学の実験では、イカが立体映像の獲物との距離を調整しながら攻撃することがわかりました。

また、障害物を避けるためのパズルを解くこともできます。

 

ただし、記憶の持続は短く、2日ほどで消えてしまいます。

 

そんな、ハイスペックなイカを釣り上げた瞬間がサイコーです!

 

 

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