全てのお金は農協に行く

FROM:長谷

 

私には小学5年生の娘がいるのですが、

 

「父ちゃん、お金って最後はどこに行くの?」

 

と、何とも哲学的、かつ根源的な「素朴な質問」をされてしまいました。

 

そんな事に興味を持てるなんて、大きくなったな~

こないだまでオムツだったんだけどな~

 

そんな事を思いながら、

 

「全てのお金は、最後は農協に行くんだよ」

 

と、世の中のお金の仕組みをわかりやすく説明しました。

 

 

全てのお金は最後に農協にたどり着く理由

 

これを読んでいる大人のあなたは、

 

「どういうこと?」と納得がいかないでしょう。

 

その気持ち、わかります。

 

そこで、わかりやすいように、フリー素材を駆使して解説しますね。

 

 

まずは、労働人口の多くを占める、サラリーマンからスタートします。

 

仮に彼を「ゆうた」と呼びましょう。

 

「ゆうた」はとっても真面目なので、残業もして、嫌なお客さんへの対応にも汗を流します。

 

営業として、上層部にも評価されており、仕事は順調です。

 

そして手に入れたお給料。

 

その使い道はもちろん、

 

 

キャバクラです。

 

キャバ嬢は綺麗なドレスに身を包み、軽快なトークで彼を楽しませてくれます。

 

時にはお触りも見逃してくれたり、同伴して食事も楽しんだりします。

 

気づいたら、さっきもらったお給料も、そのほとんどをキャバ嬢に費やしてしまいます。

 

でも後悔はありません。

もうすぐ、もうすぐ、GET出来そうだから!!

 

では、キャバ嬢で働く彼女のお金はどこに行くのでしょうか?

 

 

ホストです。

 

お店でNo.2の彼を、何とかNo.1にする為に、キャバ嬢の「ゆかり」は一生懸命店に通います。

 

彼をNo.1にする為に、キャバクラで働き、

好きでもない男に笑顔を見せ、時にはお触りも黙って見逃すこともあります。

 

全ては、ホストの「カケル」をNo.1にする為です。

 

では、「カケル」は何にお金を使うのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

もちろん、

田舎のおばあちゃんへの仕送りです。

 

彼を忙しい両親に代わり、優しく育ててくれたのが、おばあちゃんなんです。

 

そんなおばあちゃんも、伴侶を亡くし今は一人暮らし。

 

年金だけでは心細いだろうと、

 

おばあちゃんっ子だった彼は、

ホストの収入のほとんどをおばあちゃんに仕送りしています。

 

 

そして、おばあちゃんは、何にお金を使うのでしょうか?

 

 

 

農協です。

 

田舎にある、

やけに立派な建物はだいたいJAですが、

おばあちゃんは同年代が集まるJAに足繫く通います。

 

やはり寂しいのでしょう、

若いお兄さんやお姉さんが勧めるままに保険に入ったり、

友達と農協主催の旅行企画へ参加したり、

JAバンクに貯金したり。

 

農家の人が集いますので、

やはり高齢者も多く、おばあちゃんの憩いの場所は「農協」なのです。

 

そして、

 

農協の職員さんは給料を握りしめてキャバクラへ・・・

 

このループです。

 

 

無理やりでしょうか?

 

 

サラリーマン

キャバ嬢

ホスト

おばあちゃん

農協

 

この流れ、無理やりに感じますか??

 

それでは、仮にサラリーマンが、「絶対キャバクラに行かない」、という設定をしてみましょう。

 

彼の趣味は「釣り」だとします。すると、

 

 

サラリーマン

釣り具屋さん

釣り具屋さんのサラリーマン

キャバ嬢

ホスト

おばあちゃん

農協

 

 

やはり農協にたどり着きますよね?

 

「ホストがおばあちゃんに仕送りしているとは限らない!」

そんな声も聞こえてきそうですね。

 

では、ホストが「闇金の返済」をしている、という設定で見てみましょう。

 

 

サラリーマン

キャバ嬢

ホスト

闇金の返済

闇金の怖いお兄さん

おばあちゃん

農協

 

闇金の怖いお兄さんも、やはりおばあちゃんに仕送りしていますよね。

 

 

忘年会のシーズンですね!

 

もう11月も終盤なので、そろそろ忘年会のシーズンじゃないでしょうか?

 

もし、上司の付き合いでキャバクラに行く事があっても、

 

「このお金は、全ておばあちゃんにたどり着き、最後はJAに行くんだ」

 

と思うと、なんだか楽しめそうじゃないですか?

 

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