FROM;舛田
ナショナルジオグラフィック1月号の特集「次世代の医療」と
エイチツーの目指しているところが近かった為、皆さんとシェアしたいと思います。
次世代の医療【精密医療】とは?
簡単に説明すると、
例えば同じガンの治療薬でも、今までは【病名】【症状】で処方されていましたが、
個人によって薬が効くか/効かないか、または
副作用が出るか/出ないかは、やってみないとわからない(もしくはある程度の予想を立てる)のが
今までの医療でした。
それが、次世代の医療では
個人のDNA解析やデータ解析技術の進歩で、
【個人】に合った治療や薬、さらにはリスクを予測し予防法まで
その人に合った医療を提供できるようになるのが【精密医療】です。
遺伝子も生活習慣も、十人十色
精密医療を実現するのに役立つのが、膨大な患者の遺伝子データや生活習慣などのビッグデータです。
患者の個人情報(遺伝子データや生活習慣)をビッグデータ上で近い患者の症例を参考にし
最適な医療を施すことができます。
また、小魚を使って抗がん剤を試すことも実用化されています。
ゼブラフィッシュという小さな魚に個人のがん細胞を注入し、
患者へ使用を予定している抗がん剤をテストした結果、
80%の確率で効果のある抗がん剤が見つかったとのことです。
エイチツーのエンジニアリングの目指す先
エイチツーのエンジニアリングが目指す先も実はここにあります。
お客様のお困りごとに対して、現在問題となっているポンプのスペックや移送液の使用条件を聞いて、【一番理想に近い】ポンプや機器を提案するのが従来の一般的なメーカーの仕事でしたが、今後は【お客様の使用条件に合わせた流体機器を製作してしまう】という方法、いわゆる特注品の製作が、高次元かつ低コストで可能になるのでは、と思っています。
今すぐには100%のレベルでの実現は出来ませんが、エイチツーが熱心に収集している【納入事例】も、上記理想の為の一歩です。
今後も現場の把握やデータ収集・解析・活用を駆使し、お客様に最適な提案が出来るようにしていきます。
【まさにお客様に合わせた仕様で納入!pH中和装置の最新事例】
先般、まさに「そのお客様の為だけに」製作したpH中和装置の事例です。
弊社の目指す先はこの装置のような事例を機器(モジュール)単位でも落とし込むことになります。
是非ご覧ください。