配管をツマめ!

FROM,中島

 

ちょうど1か月前になるんですが、出張に行ったんです。

その時、沖縄で小規模なろ過の案件で、配管作業を含む工事でした。

弊社の男性社員は全員営業も工事もするので、現地に赴いたのは

営業兼作業員の私と、もう1名の計2名でした。

日も暮れ、国際通りでどこのお店に入ろうとぶらぶらしてると、

とある路地裏に怪しく光るネオンを見つけました。

何かに導かれるように路地に入った2人。

結局そこに2時間くらい滞在したのですが・・・

 

奥の店より・・・

 

怪しいネオンに導かれた我々は人気の少ない路地裏に進んでいきます。

しばらく歩くと、青いネオンと郵便受け、店舗に続く階段があるだけの

行き止まりに辿り着きました。

実際の写真なのですが、ここで同行していたもう1人がある事に気が付きます。

 

「あの配管、巧くない?」

 

目を凝らすと、、、うわ。

た、確かに・・・

普段から塩ビ配管、ステンレス配管(鉄管も)の配管に従事する我々のサガなのか

ついつい「巧い」配管があると見入ってしまいます。

因みに、この写真の中のどこだと思いますか?

 

これで2時間

 

一見何の変哲もない路地裏の壁ですが、今回私たちが注目したのはココ。

縦に固定された雨水用の排水管を寸分の狂いもなく跨いでいる美しい配管ですね。

これ、写真からはわかりずらいのですが、

注目すべきは跨ぐことで手前に出っ張ってしまう配管を

最小限にとどめるために、奥のエルボのねじ込みの角度を調整する事によって

なるべく手前に出ないように配慮されているんです。

テンション上がってしまい絵まで描き始める始末です。

でもこれ、ねじ込みが浅すぎても漏れちゃうし、ねじ込みすぎると角度合わせにくいし

全てねじ込みなので回して配管するスペースも必要だったり、と見た目より結構難しいんです。

こうして顔さえ見えぬ配管業者さんの想いを勝手に汲み取って

あぁでもない、こうでもないと語り続け気が付けば配管が最高のツマミになっていました。

 

配管にもオシャレを

 

よくオシャレな配管かどうかを現場でも意識するのですが

やはり使いやすさ、メンテのしやすさ、安全性や、他の邪魔にならないように等

配管ひとつとっても各営業=施行担当者のこだわりが結構如実に現れるものです。

もし何かの移送で、大手メーカーでは断られたり、高すぎた仕様の実現にお困りでしたら

エイチツーまでご相談下さい。

こだわりの職人兼営業がお話をお伺いします!