最近仕事で泣いた事

from,中島

 

私が最後に仕事のことで泣いたのは、2年前の5月でした。

その時は自身の不甲斐なさから発露したものでしたが、

つい最近、ひょんなことから仕事で泣いたんですよ。

今回は、不甲斐なさや悔しさ、怒られたから・・・なんて理由じゃありません。

僕はただ、別れが辛くて泣いたんです。

ハンカチのご用意をしてからお進みください。

 

倉庫内、産廃作業にて

 

弊社は6月から期が変わるのですが、半期を迎える12月と期末である5月末に2度、

大きな処分作業が行われます。

倉庫の広さも有限ですから、修理品の残骸、引きあげてきた廃材、調査品など、

半年もすると結構たまってしまいます。

そこで、半期毎に産廃業者さんに来ていただいて、それらをトラックいっぱいになるまで積み込んで

処分してもらう、いわば倉庫の大掃除を行う習慣があります。

各営業の荷受けには担当者と音信不通になってしまった調査品や、

宛名の無い謎の塊など、管理の目をかいくぐった文字通り“不届きもの”達を一斉に処分することから

かなりスッキリする業務となるため、倉庫を管理するメンバーにとっては

待ちに待ったウキウキの行事となります。

来たる産廃回収日に向け、今回もどんどん不用品をかき出していきます。

作業は順調だったのですが・・・

 

さよならだね

 

実は今回、こんなに何でも捨てたがる倉庫メンバーですら渋る

捨て・・・いいえ、お別れしなくてはいけない大物がありました。

それが、こちら、乾湿両用掃除機くんです。

10年以上現場を共にして、数年前からガタが来ていましたが、

だましだましで使い続けていましたが、先日とうとう修理不可なレベルに達し、

まったく吸えなくなってしまいました。

産廃屋さんもほとんど詰み終わり、とうとうお別れの刻です。

数々の現場を共に戦い抜いた戦友・・・

あの汗だくになってアンカーをあけたあの現場も、

地面がビシャビシャで泥のようになったゴミをタフに吸い上げたあの現場も、

急に振り出した土砂降りに、一緒にハイエースに駆け込んだこともあったよね。

ありがとう。

最初はちょっとしたおふざけのつもりで寄せ書きをし始めたのですが、

今まで現場でお世話になったメンバーがひとり、またひとりと集まりだし、

寄せ書きで埋め作れされる頃には、目の前は涙でかすんでいました。

 

掃除機で泣くなんて

 

実は前職の設備屋時代からの相棒だった舛田が、最期にギュッと抱き寄せ

お別れをしました。

本当にありがとう!!

今では2代目、乾湿両用掃除機くんが頑張ってくれていますが、

今の所、使い心地は、最高です!!!

やっぱり工具には気持ちがのっちゃいますますね。

営業担当がお客様の声を反映できるよう、現場工事も行うスタイルなので、

ついついあの現場、この現場、と思い出してしまいました。

あ、掃除機といえば、掃除機のように高粘度流体をズズッと吸い上げる

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