FROM,中島
先日、「頭のいい人が話す前に考えていること」という
書籍を読んだのですが、そこには
「妻との話し方」についてのヒントが書かれていました。
しかも、「あるある」と思い当たるシーンでの話し方だったので
「これは直ぐに実践する事になりそうだな」と思っていたら、案の定・・・
その瞬間は直ぐに訪れました。
頭のいい人が話す前に考えていること
早速余談ですが、私が隙間時間によく読んでいる
WEBメディア(ビジネスパーソン向けに発信されるブログ記事)があるんですが、
ある時、人気記事トップ100のカテゴリが気になって、読んでみたんです。
そこでは、「知的であるかどうかは5つの態度でわかる」
という何とも興味深い記事が、人気1位を博していていました。
2位、3位と面白い記事が続き、さすが、と思っていたのですが、
よく見ると1~3位は全て同一人物が投稿した記事でした。
ついつい気になってその人物を調べると、最初に出てきた本がまさにこの冒頭にあった
「頭のいい人が話す前に考えていること」という本でした。
前評判に劣らない面白さで、直ぐに読み終えたのですが
作中にコンサルはアドバイスでなく、交通整理せよ!という段落があり、
その中の例え話としてこんな事が書いてありました。
「妻から子供の七五三の衣装の相談をされた時には・・・」
お、既に思い当たるやつですね。
そしてこの後、大体「もういい!」と怒る妻の姿もセットで目に浮かび、
読む前からドッグイヤーをして読み進めます。
話を整理する大切さ
要らない情報を捨てて、必要なものだけを残すこの聞く技術は
奥様との会話をベースに、以下のように進んでいきました。
1.ゴールを決める(この相談の趣旨は、どの衣装にするかを決めたいという事でOKかを確認)
2.迷っているポイントを確認(こっちは○○円であっちは▼▼円で、でも色が・・・)
3.不要な情報の切り捨て(これは気にしなくていいよね、では問題はこれだよね?)
実際にはもっと詳細に奥様との一部始終が載っていたので、
そのシーンに遭遇したら直ぐそのまま真似してみようと思いながら帰宅したところ、
待ってましたと言わんばかりのタイミングで、この質問です。
「ねぇ、このレゴのセット、○郎(息子)に買ってあげるのどっちがいいと思う?」
意識して話した実際【A】と、今までのパターン【B】で比べてみましょう。
実際のケース
妻「ねぇ、このレゴのセット、○郎(息子)に買ってあげるのどっちがいいと思う?」
私A「次の誕生日のプレゼントを選んでるの?」(ゴールを決める)
私B「どれとどれ?」(ゴールを決めない)
妻「AセットとBセット。どっちがいいかな。」
私A「AセットとBセット、どこが気に入っててどこが引っかかってるの?」(迷ってるポイント確認)
私B「じゃあ、Aで!なんかカッコいいじゃん!(ちょっと高いけど何となくこっち!)」(何となく即決)
妻「うん、そうなの。こっちは他のセットと連結ができて、パーツの多さが自由度を高くするけど、4500円。
だから、少しお兄さん向けかも。それでこっちは今の年齢に合ってるんだけど、
パーツが少なくて楽しんでくれないかも。値段は4000円。」
妻B「はぁ…もういい。」
私A「なるほどね。まず金額だけど、どちらも同じくらいだよね?
じゃあお誕生日だし、あまり気にしなくていいんじゃないかな?」(不要な情報の切り捨て)
私B「しまった。やらかした・・・」 The End・・・
妻「うん。確かに。」
私A「次に自由度が高いAと、パーツが少ないBだけど、確かに捨てがたいね。
でも、Bセットはパーツが少ないから楽しめないとは限らないし、実際少なくて不自由があったら買い足せばいいよね。
だから今の年齢に合ってて安全に遊べるっていう点ではBはどう?」
妻「そうね。実は、Aセットと同じ価格帯でBセットと同じ適齢商品Cセットも迷ってたんだよね。
ありがとう。もう少し考えてみるね!」
実際にこの流れで進み、まさかのCセットが出現するという、教えに沿っていなかったら
この生存ルートは成しえなかったでしょう。
「コンサルはアドバイスするのではなく、交通整理をする」
我々はポンプメーカーですが、ポンプ単体を売っておしまいというより、
その周辺機器も含めて流体移送のお困りごとを総合的にフォローする事が得意です。
まさに普段のお客様のお悩みの解決に役立てる記事でした。
しっかりヒアリングさせて頂きますので、流体移送のお困りごとは是非
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