FROM;舛田
数年前の事ですが、
電子レンジが壊れたので、近くの家電屋さんへ行ったんです。
種類も機能も多くて、どれを選べば良いのかさっぱりわからないので店員さんにおススメを聞くと、
「このレンジは冷めた天ぷらはカラッと元通りになる。トーストも焼ける。ゆで卵もできる。レシピがタッチパネルで選べるようになっていて、、、」
そんな多機能型の電子レンジ(10万円くらい!)を、目を輝かせて妻が見ているので、買ったんです・・・
チンしかしない
数年後、つまり現在、あんなに多機能な電子レンジ(10万円)ですが、チンしか使っていないことに気づきました。
要するに「あたため」ボタンしか押されていないんです。
冷めた天ぷらを温める時でも、「メニュー」から天ぷらを選び、温めれば「カラッと元通り」になるんでしょうけど、「チン」するだけ・・・そんなんだったら、2~3万円のレンジで良かったんでは?
無駄な機能は嫌われる
日経ビジネス2018年12月3日号によると、”NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが18年4月に実施したネット調査(総投票数1万345)では「使っていない機能が多い家電」として「スマートフォン・携帯電話」(得票率32%、以下同)、「電子レンジ」(24%)”がトップ2とのこと。
もはや機能が多い商品は嫌われてすらいて、機能を絞った商品が求められているようです。
記事には”日本電機工業会(JEMA)によれば17年度の電子レンジ市場は前年度比4.7%増の343万8000台だったが、全体の約7割を占める「オーブンレンジ」は伸びず、2桁増となって市場をけん引したのは「単機能レンジ」だった。”とあります。
機能を絞りました。
そういう意味で言うと、弊社の耐熱水中ポンプJCVHシリーズは「機能を絞った製品」にあたるかもしれません。
とにかく高温(95℃)で移送できる小型のポンプ、という事にこだわり、
1機種(フロートあり/無し)のみのラインナップです。
他社さんより「流量・揚程が多い!」「○○機構で××できます!」とかは無く、極めてシンプルな水中ポンプですが、
とにかく耐熱性と小型設計には特化しています。
納入事例の動画もあるので、是非ご覧ください。