舛田のアメリカ一人旅~最終章~

FROM:舛田

 

舛田のアメリカ一人旅も今回で最終章となりました。

過去記事は下記よりご覧ください!!!

舛田のアメリカ一人旅~第一章~

舛田のアメリカ一人旅 ~第二章 Santa Monica編~

それでは、早速書き綴ります!!

 

 

私は、レンタカーでカリフォルニアを旅しつづけました。

人間不思議なもので、慣れてくると観光名所にも目が行かず、勿体ない行動・時間の使い方をするのですね。

とりあえず、ぶらぶらしてみる。

そんなある日、ロサンゼルスはリトルトーキョーにて、ひらがなで「ろーそん」と書かれている小さな個人経営のコンビニを発見しました。

私は、親しみ馴染んだその響きにすぐさまコンビニの中へ入ったのである。

全てが無修正、そして全てがでかい。名前や響きは同じでも、全く別の素敵な「ろーそん」

 

舛田、Mr.SENDAに出会う。

「ろーそん」の中のレジには日系アメリカ人のおばあちゃん(日本語はカタコト、見栄えは日本のおばあちゃん、足元はNIKEのAIR MAX!)

がカウンターでコーラを飲んでいた。

そして、私は出会うのだった。

店員の仙田さん:「あれ?日本人ですか?」

20歳のマスダさん:「え?はい。そうですけど。」

店員の仙田さん:「久々に日本人と喋ったわ~。よろしく!」

20歳のマスダさん:「あ、はい!お願いします。ここで働いているんですか?」

店員の仙田さん:「色々と訳があってね~。ま、良かったら街を案内するよ!危険なとこもあるから、ちょっと待っててや。」

私より3歳年上で関西弁の仙田さんと急展開で友達になった私たち。夕方から飲みに行くことになったのである。

この仙田という男、元々は大阪でバンドを組んでおり、語学留学と音楽を勉強しに一人でギター1本だけ持ってロサンゼルスへやってきたのであった。

しかし、1ヶ月半が経過したあたりで、財布が底をつき、クレジットカードも止められ、帰る飛行機代もなくなり、

先ほどの「ろーそん」で働きだし、就労ビザを取得。

そのまま日本に帰ることがなくなったというのだ。

なんてクレイジーな男だ!かっこいいぜ!仙田さん!と当時は思っていました。(今となってはかっこよくもなんともないですね。(笑))

当時、私もテナーサックスやバンドをやっていたので音楽の話で盛り上がり、すぐに距離が近づき楽しい酒となった。

しかし、この時すでに私は第二の仙田に近づいていることなんて夢にも思っていなかった…。

アメリカ生活も2週間が過ぎ3週間目に入りかける目前で、お金がなくなりそうなことに気が付き、「もう、帰りの飛行機代しかないや。」

私は、明日帰国しよう。そう決めたのである。

レンタカーを返す前にビーチに寄り、サーフィンを楽しんだ。

するとどうだろう。まさかの駐禁を取られるではないか。レンタカーを返却したくても罰金を払わなければ返却が出来ない。

私は、すぐさま罰金を支払うことになるのだった。

「これ以上、お金が減るといよいよまずいことになる…。」

そして無事にクレジットカードでレンタカー代を支払い、明日の帰国だけとなった。

楽しかったぜ!アメリカ!シュワちゃん!ありがとう!(当時:アーノルド・シュワルツェネッガー氏が州知事だった)

 

舛田、帰国できるのか?

早朝、モーテルをチェックアウトすると、更なる追い打ちをお見舞いされるのである。

モーテルの人:「ありがとうございました。宿泊費はOK!残り駐車料金$120です。

マスダ:「は?・・・。」

しまった!駐車料金残しておくの忘れた…

私はこの約3週間の間に取得した単語だらけの英語力で必死に説明した。

必ず日本から送金するから!仙田にはなりたくないから!もはや仙田さんをも呼び捨てにしていた私。

それでも、信じてもらえず、時差が13時間くらいある日本の真夜中の実家へ電話し、送金を親に頼みたくても誰も電話に出ない。

小銭が闇へと消えていくだけ。日本領事館へ電話をかけ相談すると、一度領事館へ来てくださいと言われるだけ。

そう、それは紛れもなく「ろーそん」で働く仙田パターンと同じだった。

が、しかし!あきらめない私。とうとうモーテルのボスが半信半疑で私が後日送金することを約束だぞ!

と言いながら首を縦に振り、チェックアウトのOKをいただきました!

そしてなんとか、送金約束を交わしチェックアウトをできました。

こうして無事に帰国することになったのですが、もしかしたら私も今頃「エイチツー」ではなく、「ろーそん」で働いていたかもしれない。

 

15年の月日が流れ、今こうしてエイチツーのブログを書いています。

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