感動させられ損

FROM,舛田

 

先日、大いに「アツい」メールが私の元に届きました。

派遣会社からのいわゆる、営業メールです。

弊社は現社員の紹介のみで構成されるため、あまり縁が無いのが現状ですので

普段は即迷惑メール行きor削除となるのですが、

そのメールのアツさに負け、読み進めてみる事にしました。

 

アツい、アツすぎる

 

弊社が出展する展示会では、

いい製品はないかな?とご来場頂く方がほとんどですが、

企業が一会に多く集まることから、派遣会社の営業さんが

挨拶に来られることもしばしば。

そのアツいメールの主はそんな中の一人でした。

「マジで良質な人材派遣しますから!」

と、当時弊社ブースでアツさ一点突破の営業をかけた彼は、印象には残っていました。

あぁ、あのアツい彼だなぁと思いながら見るだけでも、とメールを開くと

当時とは打って変わって非常に繊細かつ、クレバーなテキストが表示されました。

 

事業領域を拡大しうる可能性を秘めた新しい発見

 

上記見出し文から始まったメールは、

展示会会場で受けた彼の印象よりも、クレバーな雰囲気で

意外にクールな営業スタイルもできるんだぞ。

アツさ一点突破じゃないぜ?

と、感じざるを得ない内容に、思わず読み進めてしました。

文中の要所要所に垣間見える情熱と冷静さに、彼も頑張っているんだ。

自分ももっと頑張らねば!と感動の波が押し寄せる中、とうとう締めの文章に差し掛かりました。


展示会では限られた時間の中で十分にお話をお伺いすることが出来ませんでした。

塚本様の日程さえあえば直接ご訪問しお話をお伺い出来ないかと思っております。


・・・ん?

塚本・・・?

 

あの感動を返して!

 

感動してしまった彼の営業メールはどうやらテンプレのコピペだったようです。

よくよく読み返すと、たしかにどの業種でも通用する言い回しになっており、

自分だけに送られてきた風に最後まで気付けなかったのが悔やまれます。

私の前に送った人が塚本さんだったのか、はたまたタ行~マ行までずっと塚本様宛に送っていたのか、

今となってはわかりません。

そんなエイチツーもたまに誤字脱字があるかと思いますので、気を付けていく次第ですが、

コピペで作れちゃうような装置はご提案しません。

例えばpH自動中和装置は、現場に合わせて作り込むことが得意です。

カタログにない特殊仕様は高くつく?

どのスペックの装置を選べばいいかわからない?

エイチツーに相談してみて下さい。