FROM:浜條
細木数子先生が急逝というビッグニュースが飛び込みました。
「大蛇がいるわよ!」「地獄に落ちるわよ!」
と、独特の胡散臭さが好きだった私は、
悲しみを胸に地獄について調べていました・・・
仏教では人が死ぬと審査を受け、どの程度の地獄へ行くのか/いかないのか審査を受けますが、そもそも地獄へ行く理由としては仏教の根本的な5つの戒律を破るのが理由です。
その戒律は以下の5つです。
1.「不殺生」=生き物を殺さない(豚・鳥も含む)
2.「不妄言」=嘘をつかない
3.「不倫盗」=盗みをしない
4.「不邪婬」=享楽に溺れない
5.「不飲酒」=酒を飲まない
どれか一つを破ってもアウトなので、私は100%地獄行きです。正直5つ破っちゃってると思います。
そこで地獄行きは確定としても、どの程度の地獄に落とされるのか?ここがポイントです。
いろんな地獄
地獄には罪の重さに合わせて8つの地獄が用意されています。
一番浅い地獄は罪の軽い者が行く地獄で「等活地獄」と呼ばれ、この世から約15万km下に存在します。
一番深い地獄は罪の重い物が行く地獄で「阿鼻地獄」と呼ばれ、この世から約314万km下に存在します。
まずは一番深い地獄をご紹介します。
阿鼻地獄(あびじごく)
地獄の世界で最も深いエリアです。父母殺害など特に罪の重い者が落ちる場所です。
ここでは、18人の獄卒、巨大な城、刀の林、銅の犬、8本角の牛に取り囲まれ、鉄の瓦が豪雨のように降り注ぎ体を砕かれ、飢餓のために自分の体を焼いて食べる羽目になったり、巨大な鳥につかまえられて石の山に落とされたり、炎の歯を持った犬に噛み殺されたりと、幾重もの刑罰が繰り返されます。
シンプルに想像できる限りの残虐さですね。恐らく審査ミスが無ければここに落とされることはなさそうです。
等活地獄(とうかつじごく)
地獄の世界の中で、一番浅い場所に位置するエリアです。殺生(豚や鳥も含む)をするとここに落とされます。
この地獄に落ちると、死者同士で鉄の爪で相手を引き裂き、骨になるまで戦います。
ちなみにこの地獄は7つのエリアに分かれており、「おう熱処」 は豆を炒るように鉄の甕(かめ)で熱さられる場所、「屍泥処(しでいじょ)」は 熱い糞尿の湖に虫が這いつくばり、食いつかれ、皮を破り肉を食われる場所、など様々な地獄が待っています。
耐熱水中ポンプのPRです。
ここでひとつ問題があります。
「おう熱処」では沸騰したお湯に熱せられる地獄ですが、やはりお湯の入れ替えが都度必要となり、汎用の水中ポンプでは40℃あたりが限界です。
鬼の数にも限りがありますのでなるべく生産性を上げたいところ。
そこで耐熱95℃の弊社水中ポンプを採用してもらえれば、地獄の省力化にも協力できるのでは?
地獄は一応、役所になるのでしょうか?そしたら入札になるのかな・・・
そんなことを考えながら本記事を細木先生に捧げて終了とさせて頂きます。