定時って誰が決めたの?

FROM,舛田

 

「よ~し、定時だ!」

ここ数年、定時あがりで呑みに!といったフローを実現するのが難しい世の中ですが

「定時になったら」「定時を過ぎても」と、さも当たり前かのように

社会生活に潜む、この【定時】という存在。

 

さて、一体誰が決めたのでしょうか?

 

定時は誰が決めた?

 

早速ですが今の定時という制度というか概念を最初に決めたのは約100年前の1919年、

現在も名を遺す大手造船会社だとされています。

定時はこの時に定められた8時間労働制を導入したことによって必然的に生まれました。

当時、この大手造船所さんが、この8時間労働制を取り入れた事が大々的にメディアによって

拡散され、その後取り入れる企業がどんどん増えていき、1947年の労働基準法施行により

とうとう法的なルールとなりました。

まさかの法から決まったのではなく、社会の動向が法に影響を与えたんですね。

ちなみにこの1919年というのは国際条約で「みんな8時間労働にしようぜ!」とルールを決めた年でした。

 

定時が決まる前

 

定時が決まったのが意外と最近だったと驚きました。

あれ?では、定時が決まる前の労働時間はどのくらいだったのでしょうか?

調べてみたところ、まさかの12時間労働が一般的だったようです。

しかも対象となる年齢は「16歳未満の児童および女子の労働時間の制限」とあります。

めっちゃ働くやん!!と言ったのが正直な感想です。

今では1日8時間、週40時間の労働というのが原則となっています。

 

定時とは違うけど

 

ここまで定時について解説してきましたが、神戸市には八時間労働発祥之地と称した

記念碑が建てられています。

出張に行った際には是非この記念碑の前で記念撮影を行おうと思います。

さて、定時ならぬ定量の移送ならエイチツーは結構得意です。

もちろん薬液移送用などの定量移送も得意ですが、

エイチツーはポンプだけでご提案するというより、そのポンプを使って

やりたいことの実現や、お悩み事の解決にアプローチすることが得意です。

例えば「洗浄性も必要で高粘度なUV硬化樹脂の定量移送を行いたい」といった

ご相談には下記のような装置を設計製作して納品させていただきました。

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