案件フォローより顧客フォロー

FROM:舛田

 

弊社では装置系の仕事の場合、自社のポンプでは無く他社のポンプを使用する事が度々ありますが、

かなりの確率で「案件フォロー」をされます。

 

「案件フォロー」とは、

引き合いに対して進捗(「いつ頃発注でしょうか?」)や他社の動向を聞いたり、

面談を申し入れたり、要するに具体的な引き合いに対して忘れられないようにPRし続ける活動です。

 

エイチツーでも設計が必要な装置・プラント系では納期の関係上、案件フォローをしますが、

 

先日、この「案件フォロー」が大変しつこいメーカーに出会いました。

 

週に2~3回も「あの件どうなっていますか!」「あの件どうなっていますか!」と連絡が来ますが、

ずっと「〇〇までには発注予定だよ」と伝えているのにも関わらず、

まだかまだかと、案件フォローが鳴りやみません。

 

そのくせ、発注してからの納期連絡などはおざなり・・・

なんだかガッカリしてしまう事例でした。

 

エイチツーはどうしよう?

この事例を定例会議で上げたところ、「じゃあ、もっとお客さんに喜んでもらえるフォローを考えよう」

という話になりました。

 

「案件フォロー」はどこのメーカーでも行いますが、中長期的な「顧客フォロー」として、

何がお客さんに喜ばれるんだろう??

 

これはどちらかと言うと、ずっと考えるべく命題ではありますが、

納入後のお客様を大事にするという意味で、

「定期消耗部品・メンテナンス」のお知らせを出すのはどうか?という話になりました。

 

やるからには、しっかりと【ユーザー様情報】に基づいて資料を製作し、

ただ見積もりを出すだけではなく、ご提案書としてまとめよう、となりました。

 

 

上記のような書式で【ご提案書】をまとめます。

一度お電話させて頂き、近況をお伺いし、問題無ければ通常の消耗品でご提案。

改造やリクエストがあればそれを盛り込みます。

 

これが思いのほか好評です。

 

納入後も「きちんとフォローする」という事を目に見える形で提案している事に

大変喜んで頂いております。

 

まずは【中和装置】をご購入頂いたお客様へ展開します。

 

今後ともエイチツーをよろしくお願い致します。

 

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