アレクサンドラ構文って知っていますか?

From,内和田

 

突然ですが、ちょっとした読解力テストです。

 

最近ちょっとした話題になっている「アレクサンドラ構文」を知っていますか?

 

問:

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。

この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを1~4の中から選びなさい。

Alexandraの愛称は(  )である。

①Alex  ②Alexander  ③男性  ④女性

 

さて、正解はどれでしょう?

 

正解は・・・

①Alex です。

 

実はこの問題、正しく答えられた中学生は38%、進学校といわれる高校に通う高校生でも65%らしいのです。

ちなみに、④「女性」を選択したのが、中学生39%、高校生26%だったそうです。

 

ついでにもう1問。「アミラーゼ構文」

問:

アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。

この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまるもっとも適当なものを選択肢から1つ選びなさい。

 

セルロースは(  )と形が違う。

①デンプン  ②アミラーゼ  ③グルコース  ④酵素

 

 

正解は・・・

①デンプン です。

 

この「アミラーゼ構文」にいたっては正答率16.3%! 低っ!!

実はこの「アミラーゼ構文」は高校の生物基礎の教科書(東京書籍「新編・生物基礎」)が出典なんです。

つまり教科書を読んで正しく理解できたのはたった16.3%ってこと!?

イマドキの高校生、大丈夫か!?と心配になってしまいます・・・。

 

読めてはいるけど理解できていない

 

こういった”文脈が読み取れない”状態を「機能的非識字」というそうです。

文字は読めているけど読んだ文章が理解できないのです。

・文字は読める、言葉も知っている

・識字障害でも知的障害でもない

・生活上のやりとりには支障はない

だけど、短い文章や説明文の意味を正しく解釈できず、勘や経験をもとに勝手に文章を解釈してしまう。

しかし、本人はちゃんと読んでいると思っているため自覚していないし不便にも感じていないのですよ。

そして、なんと世界では5人に1人が「機能的非識字」だといわれているそうです。

こうした力の欠如は、契約書等の誤読、情報の誤認、判断ミス、思考が浅くなり詐欺に騙されやすいなどのリスクが出てきます。

 

他人事ではない!

 

私たちの仕事も最適解=読解力が問われていると思っています。

使い方、周囲の環境、水質、流量、耐久性などを文脈として正しく読み解き、「最適な一台」を選びご提案する力、大事ですよね。

 

では、最後にもう1問。これはちょっと頭を使いますよ。

問:

ガソリン車は、ガソリンにふくまれる有機物である燃料を、酸素を使って燃焼させ、そのときに発生するエネルギーを動力として利用している。

次の空欄の中にそれぞれひらがな1字を入れ、本文の内容にそった文章を完成させなさい。

※ただし、「は」は使ってはいけません。

 

ガソリン車(  )燃料はガソリン(  )ふくむ有機物で、これを酸素(  )燃焼させたとき(  )エネルギー(  )ガソリン車の動力となる。

 

 

正解・・・

「「の」「を」「と」「の」「が」

 

あなたの結果はどうでしたか?

私? もちろん全部正解です!

 

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