FROM,中島
「貴方には人生を変えた電話はありますか?」
とある書籍の中に登場した質問です。
何だろうな~。と考えてみたら、あれ?これ結構人生変える一本じゃね?っと
思った電話がありました。
真っ先に思い浮かんだのは友達からかかってきたこんな電話でした。
「もしもし、おはよ~。ミスドでコーヒー飲んでから行こ~。」
人生を変えた一本の電話
「人生を変えた一本の電話」の定義が設けられていました。
例えば、「合否を報せる電話」のような事例の場合はNGとします。
それは、その先の人生に対してどんなに大切な合否であったとしても、人生を変え出来事(合否)は電話よりも前に起こっているためです。
但し、偶然その電話をかけてきた人事部の人と、その電話がキッカケで恋に落ち、家庭を持ち・・・となった場合はカウントしてOKです。
つまり偶発的でなければいけないという定義があります。
その点を踏まえ、どうでしょうか、今までの人生をちょっと遡ってみて下さい。
あ、あの電話だ。という電話があなたにもある筈です。
ということで、私の場合は明確なのが2本ありましたので紹介しますね。
まずは冒頭の何気ない電話です。
コーヒー飲んでこ~
10年前のある朝、当時通っていた専門学校の同級生からの着信で目が覚めました。
「もしもし、おはよ~。今どこ~?ミスドでコーヒー飲んでから行こ~。」
よりにもよって超大事な日に、よくそんなにのんびりできるなぁ・・・と、
半ば呆れながら時計を見て青ざめました。8:30だったんです。
で?何がヤバいの?と思いますよね。
この日は、3年間かけて必死で勉強してきた鍼灸師の国家試験当日。
試験開始は9:00。会場までは20分・・・まだ間に合うッ!
この電話が無ければ私の3年間とこの先の人生は最低でも1年周期で狂っていた事でしょう・・・
ついでにもう一本
電話に救われた事もあれば、電話で救った事もあります。
たまたま実家に漬物の漬け方をきこうと電話した時、
たった今、裏の畑で蜂に刺されたという祖母が電話に出ました。
その日はたまたま家には祖母しかおらず、電話の最中にどんどん息が荒くなり
どんどん声も震えはじめ、本人はただの熱中症だから、近所に迷惑だからと
救急車を呼ぼうとしませんでした。
一方こちらはアナフィラキシーショックを疑い、勝手に救急車に向かってもらい
事なきを得たのですが、結局あと15分遅くれてたらヤバかった。との事で、
漬物の浸け方をきこうとした電話が祖母の命を救ったエピソードでした。
という事で、本日は「リン酸マンガン液を常にクリーンな状態にしたい」という一本のご連絡から
実現したリン酸マンガンろ過装置をご紹介して失礼いたします。