新人のミスが激減!10分で作れる「伝わる動画構成」の黄金パターン

FROm:杉野

 

先日、あるお客様から嬉しい報告をいただきました。

 

「前回のメルマガを読んで、試しに『梱包作業』を動画にしてみたんです。

編集なし、スマホで撮っただけなのに… 新人さんのミスが激減しました!」

 

そう、動画の力ってすごいんです。 でも、もっとすごいのは「構成」を知った時!

 

今日は、その「黄金の構成の型」を、

「検査機器の使い方」を例に、動画マニュアルの作成方法お教えしますね!

 

 

■ 実は、YouTubeもNetflixも使ってる「型」がある

 

皆さん、YouTubeで料理動画とか見たことありますか?

 

気づいてました? 人気の動画って、だいたい同じ流れなんです。

  1. 完成品を見せる(美味しそう〜!)
  2. 材料を紹介(これなら作れそう)
  3. 手順を説明(なるほど、そうやるのか)
  4. 完成!(やった〜!)

 

実はこれ、マニュアル動画でもほぼ同じなんです。

大まかに言うとこんな感じです↓

 

  1. つかみ(10秒) 「この動画を見ると○○ができるようになります」
  2. 全体像(30秒) 必要な道具、完成形、作業時間を見せる
  3. 手順説明(2〜5分) 実際の作業を順番に見せる
  4. まとめ(20秒) ポイントの振り返り、よくある失敗例

 

たったこれだけ! でも効果は抜群です。

 

■ なぜこの順番?

 

ここで質問です。 説明書を読まずに、いきなり組み立て始めて失敗したこと、ありませんか?

私はあります(笑) IKEAの家具とか、毎回やらかします…

 

人間の脳は「全体像」を見てから「詳細」を理解する方が 圧倒的に覚えやすいんです。

 

だから、いきなり手順から始めるのはNG!

 

■ 実際に「構成」を作ってみよう!

 

では、具体例で説明しますね。 例:「検査機器の使い方」の動画構成

 

【A4用紙1枚でできる!構成シート】

タイトル:検査機器A-100の使い方

 

  1. つかみ(10秒)

「この動画では、検査機器A-100の使い方を説明します」

・検査機器全体と各箇所説明付き動画

 

  1. 全体像(30秒)

・必要なもの(事前準備):検査機器、検査票、サンプル、手袋

・所要標準時間:1検査あたり5分

・完成形:検査票に数値が記入された状態を見せる

・目次:全体の流れを見せる

 

  1. 手順説明(2分)

①電源を入れる(緑のボタン長押し3秒)

②サンプルをセット(カチッと音がするまで)

③測定開始(赤いボタンを1回押す)

④数値を読み取る(画面の見方を説明)

⑤検査票に記入(記入例を見せる)

 

  1. まとめ(20秒)

・ポイント:サンプルは奥までしっかり押し込む

・よくある失敗(NG):電源入れてすぐ測定すると誤差が出る(30秒待つ)

・安全面:セットする際、指詰め注意

 

どうですか? これなら作れそうな気がしてきませんか?

 

■ 構成を作る時の「3つの鉄則」

 

鉄則1:専門用語は使わない

 

 ✕「SPC管理図に記入」

○「この表の、ここに数字を書く」

※社内での共通用語がある場合は、その用語で統一させる。

※前の動画では「SPC」と言っていたのに、次の動画では「管理図」と言ったり「図面」と言ったり「この表」と言ったりはNG

 

鉄則2:1つの動画に1つのテーマ

 

✕「検査機器の使い方と点検方法とトラブル対処法」

○「検査機器の使い方」だけ

 

鉄則3:時間は5分~10分以内 人間の集中力は5分が限界。

それ以上はできるだけ分割しましょう。※見ながら組み立てる等の動画は1時間でも大丈夫です。

 

 

■ 超重要事項

・改善することも大事

せっかく作成するのであれば、

今の作業をそのまま手順化するのではなく、できれば今の手順で問題ないか?

改善する箇所はないか?それを考えながら新しい(改善)手順を作成するつもりで行うことをお勧めします。

 

・曖昧(あいまい)さをできるだけ無くす

よくあるのが「プラスドライバーで締め付ける」等、「回す」や「締める」といった作業です。これはどこまでどれだけ回すのか?締めるのか?人によって誤差を生みます。

この場合は、トルクレンチを使うかトルク付き(トルク値を決めて)の電動ドライバーを使うか、スプリングワッシャーが真っ直ぐになるまで締め付けたら、あと半周締め付ける等、より曖昧さを無くすことが重要です。

 

「容器がいっぱいになったら捨てる」等も人によっては捉え方が違います。その場合は、容器にメモリ線を付けて、「このメモリ線を越えたら捨てる」に変えると明確に伝わります。

 

■ 台本は必要?不要?

よく聞かれる質問です。 「台本って書かないとダメですか?」

答えは… 最初は不要です!

なぜなら、台本を完璧に作ろうとすると、 また「作業が進まない病」にかかるから(笑)

最初は、上記の構成シートだけでOK。 話す内容は、普段説明している通りで大丈夫です。

ただし、重要な数値や安全に関わる部分は、 メモしておくといいですね。

私たちが制作する場合は、お客様にカメラの後ろで普段通りの説明をして頂いて、その内容から構成を組み直したりAIナレーションに変換したり、編集していきます。

 

 

■ プロ直伝!「伝わる構成」を作る裏ワザ

実は、構成を作る時の裏ワザがあります。

【逆算思考法】

  1. まず「視聴後にできるようになってほしいこと」を決める
  2. そのために「絶対に伝えるべきこと」をリストアップ
  3. 「なくても大丈夫なこと」を削る
  4. 残ったものを「分かりやすい順番」に並べる

これだけで、プロ級の構成が完成します!

あれもこれも動画に盛り込みたい気持ちはわかります。ただ色々詰め込んでしまうと結局動画を見ても覚える事が多くなり、習得時間が遅くなってしまいます。

 

実践的に教える時もそうですよね?

「あとは数をこなして経験してくれ」ってよく言いませんか?

 

まずは誰でも最低限できるようになる事を目的に作ることをお勧めします!

 

ここまでお伝えしたように

構成がしっかりしていれば、 編集なしでも効果は出ます!

撮影する前に、まずは構成をしっかりこだわりすぎ無いように作りましょう!

 

 

■ 次回:スマホだけで「プロ並み撮影」するコツ

次回は、いよいよ撮影編!

「スマホしかないけど大丈夫?」 「手ブレが心配…」 「暗くて見えにくい…」

こんな悩みを全部解決する、 プロ直伝の撮影テクニックをお伝えします。

次回までに作りたい動画の「構成シート」を1つ作ってみて下さい。 (A4用紙1枚、10分でOK!)

構成ができたら、もう動画の半分は完成したようなもの。 次回の撮影編が、きっと楽しみになるはずです!

それでは、また次回!

 

 

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