From, 山田
私たちの生活に欠かせない「トイレットペーパー」。
1ロールすべてに点線が入っていますよね。
我が家では子ども達に「1回で使うトイレットペーパーの量は点線3つ分まで!」とうるさく言っていますが、あなたの家ではどうですか?
実はこれ、メーカーや調査機関が研究しているテーマなんですって。
そもそも何で点線が入っているんでしょう?使う量を決めるため?
当たり前すぎて深く考えたことはなかったけれども、誰がどんな理由であの点線をつけたのか。
トイレットペーパーの点線の秘密を解き明かします!
一般的な使用量の目安
まずは問題!
Q.トイレットペーパー1回の使用量は平均で点線何個分でしょうか?
① 3個分
② 7~9個分
③ 15個分
正解は・・・
② 7~9個分 です。
日本のトイレットペーパーは1シート=約11.4㎝が標準。
日本製紙連合会などの調査によると、1回のトイレで使う長さはだいたい80㎝~1mと言われているそうです。
つまり、点線7~9個分が平均的な使用量となるわけです。
また、1人が1日に使うトイレットペーパーの長さは約5m前後。
1ロール(30m~50m)を換算すると、4~7日で1人1ロールを消費している計算になります。
もちろん男女や用途で差があります。
男性(小用):ほとんど使わないか、2~3シート程度
女性(小用):平均5~6シート程度
大用:7~10シート前後が多い
トイレの中からいつまでもカラカラと巻き取っている音が聞こえてくると思わず「どんだけ使ってるの!?もったいないでしょー!」と言いたくなります・・・。
ちなみに、国によって1シートの長さが違い、日本の標準シートは11.4㎝、欧米では12㎝以上だそうです。
点線の役割
では、なぜトイレットペーパーに点線が入っているのでしょうか?
それには長い歴史と人類の知恵と工夫が隠されていたのです。
トイレットペーパーが普及し始めた19世紀のアメリカでは、最初は点線の無いただの紙のロールでした。
しかし、「ちぎりにくい」「使いすぎる」といった声が増え、改良の結果として点線が導入され、工場の生産ラインで一定間隔にミシン目を入れる技術が確立されました。
トイレットペーパーの点線は
・1シートごとの長さをそろえることで製造の規格化が可能に
・必要以上に引っ張らなくても済み、節約になる
・破りやすさによって使い心地の向上
という、世界中で快適さと環境配慮、そして技術の発展に役立っていたのです。
——–想像してみてください。
引きちぎろうと引っ張ってもズルズルと永遠に続く…
力いっぱい破ろうとしたらグシャグシャにちぎれる…
しかも次に使うとき、ロールが斜めに裂けていてさらに破れにくい…
普段は何気なくビリっとしている点線。これがなかったら私たちはストレスで発狂していたかもしれません…。
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