FROM,中島
怪しい天気が続く今日この頃、現場工事が雨に降られないかヒヤヒヤしながら過ごしております。
そんな梅雨が明けると同時に3月4月に教習所に入っていた若手ドライバーや、夏休みに合わせて運転免許合宿で本免許を取って
夏をエンジョイするために若葉マークが目立ち始めますね。
中島も例によって、8年前の夏、運転免許を取りました。
当時は車も持っていない為、父の車を借りて友達とドライブに行くのですが、さて田舎の若葉マークはどこへ行くと思いますか?
集え!田舎の若葉マーク!
やっぱり初めての運転は緊張しましたよね。
道路交通法だって、机ではわかっていても本場の路上に出てしまえばすっかり忘れて、今思えばひどいもんでした。
田舎の道ですから、右には用水路、左には田んぼの土手。
運転しなれない僕が運転する父のステーションワゴンは、走りなれない道をふらふらと進んで行きます。
友達を拾うと、どんどん山の中に入っていきます。
山道から少し逸れたところにあるソコを目指してどんどん山道を進むのですが
当時、そこに行けば同級生が誰かしらは必ずいるような、地元じゃホットなスポットがあるのです。
もうお気づきの方も多いのではないでしょうか?
「夏」「山道」「友達と行く」そう、心霊スポットです。
心霊スポット一択
若葉マークの集会みたいになってしまって結局怖くない、地元で有名なトンネルがあります。
国道から逸れてしばらく行くと、「塞之神トンネル」という名前だけ怖いトンネルが口を広げています。
フェンスが張ってあって中に入ることができない、心霊スポットとしては今一つなそのトンネルは僕たちの
地元から車で15分くらいの場所にあるため絶好のドライブスポットでした。
とにかく田舎、ボーリング、カラオケ、ダーツやゲームセンターは車で1,2時間離れた都会に行くしかなかった僕たちには
そこくらいしか行くところが無かったんです。
しかし、ある時別の友達とドライブにそのトンネルに向かう道中、いつもは気にしていなかった脇道を見つけ、奥に進むと
古いプレハブの倉庫がポツンと建っているのを見つけたのです。
田舎では中々味わえない新しい刺激を求めた僕たちは、車を降りて倉庫に向かいました。
パスン!
一歩また一歩と足を進める僕たちは、まだ日中なのに薄暗く、ジメジメしたその場所の違和感に気づかずに
どんどん歩を進めます。
だいぶ建物に近づいたその時、パスン!と建物から何かが鳴ったと同時に、大勢の男の人の「ウォ~!!」とけたたましい声が聞こえ
その場にいた全員が顔を見合わせる事すら忘れ、走って車に飛び込みその場を後にしました。
帰りの道中、何が起こったか理解できない車内で口を開いた友達は一人もいませんでした。
最近まで結局この音の正体が何だったのかわからず過ごしていたのですが、ある時現場に出向いた時にパスン!と同じ音がしたのです。
そう、その音の正体はエアコンプレッサーの駆動音だったのです。
まさか、そんなタイミングであの時の怪音の正体が判明するなんて夢にも思いませんでした。
何故あの時あんなところでエアコンプレッサーを稼働させてたのかわかりませんが、きっとドロドロな何かを移送するために
ADDを使っていたのかもしれませんね。
ウォ~!!・・・移送できたー!!!!
の雄叫びだったのかも。。。
エア駆動式ダイヤフラムポンプのADDシリーズは高粘度流体や、高温流体、自吸したい、防爆仕様がいい、スラリーが混入してるけど…
などといったよくあるお悩みを解決してくれる非常に使い勝手のいいポンプです。
エアコンプレッサーを使ってあんな山奥で何をしていたんでしょうね。
もし心当たりがある方と、エアダイヤフラムポンプが気になった方はご連絡ください。