FROM,中島
吉野さんがノーベル化学賞を受賞し、大いに沸き立った昨今
とうとう、名古屋の地で世紀の大発見をしてしまいました。
先日、パスタを折ってソーセージに刺してそのまま煮込む料理(出来上がりは相当キモイです)
を作っていたのですが、その時に事件は起こりました。
パスタって2つに折れないってご存じでした?
パスタは2つに折れない?
ミートソースにカルボナーラ、ペペロンチーノにたらこスパ。
あまた多くの種類のパスタが存在し、昼食や夕食にパスタを食べるなんてこともよくありますよね。
パスタの歴史は古く古代ローマではすでにそれに似たものがあったようです。
そんな米やパン続く、身近な食材であるパスタにこんなにも驚かされることになるとは思いもしませんでした。
パスタを茹でる前に両端を持って両側をグーっと折り曲げると、パスタはどうなるでしょうか。
なんと3つや4つに折れるのです。
どんなに慎重に折り曲げても、どんなに勢いをつけてもそれは変わりませんでした。
これは世紀の大発見!皆に教えてあげることにしたのですが、念の為調べてみると・・・
ノーベル賞受賞者が・・・
まさかの5,60年前にアメリカのノーベル賞受賞歴のあるリチャード・P・ファインマンがこの説を既に提唱してました。
ただ、このファインマンですら何故パスタが3つ以上に割れる理論を解き明かす事は困難を極め
とうとう1988年、彼はパスタが何故きれいに2つに折れないか解き明かすことができないままこの世を去りました。
時は過ぎ、2005年にフランスの2人の物理学者がとうとうこれを解き明かしました。
なんでも「たわみの波」とやらが固定された片端で突き当たり、折り返してくるときに後から来た波とぶつかり強い力を生み出す。
この波と波がぶつかったところで2つ目の分裂が起きるというのだ。
これを立証した彼らはノーベル賞とまでいかなかったものの、「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に与えられるイグ・ノーベル賞を受賞したそうです。
270度回転で秒速3ミリメートル
その後、マサチューセッツ工科大学の研究者が研究に研究を重ね
固定したパスタに270度以上の「ひねり」を加え、秒速3ミリメートルずつ曲げていく。
すると、通常状態で曲げたときに発生する「たわみの波」の影響が減少し、キレイに2つに割れる。
と、ついに2つに割れる方法を見つけ出したのだ。
ただこの方法、人間の手で行うには並外れた握力と、変幻自在の関節の柔らかさが必要である為
「たわみの波減衰用パスタ固定装置」が必要。
一般家庭では少し難しそうですね。笑
たわみの波を打ち消したい!
たわみの波は脈動によく似た現象で、パスタをぶっ壊した様に脈動で配管も・・・
という事が事例として存在します。
脈動がでると飛散リスクや配管損傷が可能性としてあがる為、脈動減衰器のご使用をお勧めしております。
使用条件に合うポンプを選定したのに、このポンプじゃ脈動がなぁ・・・にご対応できるようになりました!
エアダイヤフラムポンプADDシリーズとの相性抜群なので、脈動でるしなぁと選定から外していた方には特におすすめです。
脈動減衰器のカタログも併せてご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。