人にはどれだけの土地がいるか

FROM:浜條

 

先日ですが、建売の一軒家を購入し、

マンションからの引っ越しも終わり、我が家を満喫しております。

 

私は5人家族なので、マンションの時は不可能だった

「3人分の子供部屋がある」「自分の部屋がある」という状況を楽しんでいます。

 

そこで思い出したのが、著名な写真家の杉本博司によるエッセイ、

「人にはどれだけの土地がいるか」です。

 

人にはどれだけの土地がいるか

 

ある男がインディアンから土地を買うところから物語はスタートします。

 

見渡し限り広大な大地を見ながらインディアンの族長は言います。

「太陽が昇った時に出発し、日没までにこの場所へ帰って来い。

 出発したら3箇所に杭を打ち、その4辺で囲まれた土地が、お前の土地だ。

 但し、日没までに帰らないと金は没収する」

 

男は次の日、勇んで日の出から出発した。

丘ではインディアンが見送ってくれている。

 

真っ直ぐ進んだ男は昼飯前に一本目の杭を打ち、直角に曲がった。

しばらく進んで二本目の杭を打とうかと思った矢先、少し先に

牧畜に適した牧草地が見えたので、かなり疲れながらも急いで牧草地まで走った。

すると更に先に今度は果樹が乱立する肥沃な土地が見えた。

男は悩んだがまた走ってそこまで向かって二本目の杭を打った。

大分疲れて三本目の杭を打つ頃、男は焦った。

日が暮れかけていたからだ。

 

男は必死に元の場所まで走って向かった。

丘の上では族長が手を振って待っていてくれている。ギリギリ間に合ったのだ。

 

最後の力を振り絞り、男が丘を駆け上がり「間に合った」という幸福感の中、

男は死んだ。

 

族長はこの男を不憫に思って、

男の土地に穴を掘って埋めてやった。

 

この男には、自分の入る穴だけの土地が必要だったのだ。

 

世界の資本は1マイル四方のマンハッタン島で足り、

インディアンから土地を買った男には自分の身体だけが入る土地が必要だった。

 

果たしてあなたにはどれだけの土地が必要なのだろうか。

 

といった内容でした、、、

 

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果たしてあなたにはどれだけの耐熱が必要だろうか。

 

是非教えて下さい。