FROM,中島
とある日の休日。クーラーのきいた涼しい部屋で
夢見心地でお昼のワイドショーを眺めていた時の出来事です。
隣家の小学生の男の子が何やら叫びながら帰宅する音が聞こえてきました。
変質者でも出たのかと、玄関に常備しているバットを持ち外に駆け出しました。
子供の想像力は豊か
外に飛び出すと、彼はちょうどお隣さんの玄関先でお母さんに泣きついていました。
声をかけると、「この子がまた変なこと言って騒いで、いつもうるさくてごめんなさい~。」
と、困り顔の奥さんでしたが一方彼は依然冷静さを取り戻せず
「ママぁぁ~~!!!ヤギが、ヤギがぁ~!!!」
と、泣きじゃくっているのです。
ヤギがいたと彼は言うのですが、ここは名古屋のど真ん中。
大きな駅やビルが立ち並ぶ中にヤギは、流石に・・・
大きな犬が散歩してて、それを見間違えちゃったのかな?と彼をなだめ、家に帰りました。
かわいいなぁ~、俺もあんな時期があったのかなぁ。などと思いながら
妻に昼に起こったその話をしたのですが・・・
都会とヤギ
いや~今日昼にさぁ~と話していたのですが
うんうん、と聞いていた妻はピタッと箸を止めて
「私も見たことあるよ?」
「ヤギでしょ?白いヤギ。今日も交差点歩いてるの見たよ。笑」
と妻にからかわれる始末。
「バカにしやがって!笑」と何気ない会話をしたのですが、その次の日
・・・出逢ってしまったんです。
妻の実家に向かっている最中、名古屋でも有数の大きな駅、金山駅付近を走行中の事です。
不意に現れたそいつは・・・ヤギでした。
急停車して写真を撮ったのですが、ここは町中の公園。
ホントにヤギがいました。それもむしゃむしゃとお食事中。
残念ながら横断歩道を渡るヤギは激写できませんでしたが
隣家の男の子や妻が言っていたヤギは名古屋の街を割拠していました。
嘘かと思った
町中にヤギ。
あまりにぶっ飛んだ嘘か冗談かと思ったら、ほんとでした。
都会とヤギの何ともアンニュイな組み合わせに、ここ最近のベストOFシュールを
かっさらっていきました。
嘘でしょ!?と思う事、ほんとだったりしますよね。
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「あ、即納できますよ。」
「え!嘘でしょ!?」
なやり取りがある事もしばしば。
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