FROM;浜條
1889年に、フランスの小さな田舎町に、小さなタイヤメーカーが創業しました。
実家の小さなゴムと農機具の製造会社を引き継いでの創業で、
その二年後、自転車用タイヤにおいて短時間で着脱可能なタイヤを開発、世界にその名を知らしめました。
そして1895年には自動車タイヤを開発・販売を開始しましたが、
当時のフランス全土で走っていた車は2500台程度。
しかもそれを所有している富裕層は、パンクやガス欠が怖く、
自動車の用途として「珍しい物を見せびらかす」というのが主でした。
もっと自動車を使ってくれないと、
タイヤが売れない・・・
悩んだ創業者が出した答えは、とてもユニークなものでした。
ミシュランガイドを発行
自動車がまだ普及していない時代の悩みとして、
ガス欠、車両故障、タイヤだってパンクしてしまう。
そういったクルマの置かれた状況に、ミシュラン兄弟が「楽しくクルマを運転してもらいたい」「快適にドライブしてほしい」と考えて作られたのが、ミシュランガイドです。
当初のミシュランガイドのメインは、「タイヤの修理方法」「ガソリンスタンドや自動車修理工場のリスト」そして道中にドライバーが食事を楽しむレストランや、遠方でのドライブでも困らないよう、宿泊施設が掲載されていました。
現在のように、料理を星で評価するようになったのは1926年。
それ以降、ミシュランガイドは美食家の間で必携の書となり続けています。
モビリティへの貢献
ミシュランのユニークな点は、
タイヤを売りたい→
自動車を普及させ走ってもらう必要がある→
自動車をもっと快適に乗ってもらう→
ガイドを作る
という、直接的にタイヤを売るのでは無く、「結果的に自分たちに見返りがある」という発想がとてもユニークです。
「モビリティへの貢献」という徹底した哲学を感じます。
ポンプは何に貢献するのか?
我々が本業としている流体技術ですが、
ではポンプは何に貢献するのでしょうか?
ちょっと考えてみましたが
1. 耐熱ポンプ=工場の安全と効率化への貢献
2. 耐食ポンプ=工場の安全と効率化への貢献
3. 高粘度ポンプ=工場の安全(衛生)と効率化への貢献
4. 浮上油回収ポンプ=工場の効率化への貢献
大変当たり前ですが上記のような感じになりそうです。
ではミシュランがもっと自動車が走ればタイヤが売れる、と考えたように、
我々も工場がもっと生産すればポンプが動きまくり消耗品が売れる、と考えた場合、
どうするべきか・・・
私に考えられるのは、
最近セブンイレブンのパンを作っている工場へ
カスタードクリームの移送で採用頂いたので、
とりあえずセブンイレブンのパンをめちゃくちゃ食べようと思います。
【セブンイレブンのパンでお勧め】
https://7premium.jp/product/search/detail?id=5423
【カスタードクリームを移送したポンプはコチラ】