FROM:長谷
今年も、売上金の一部を、「1型糖尿病」の患者支援及び完治を目指す
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク様へ寄付させて頂きました。
この寄付活動は、エイチツーは毎年のように行っておりますが、
そもそも1型糖尿病をみさなんはご存じでしょうか?
1型糖尿病は、生活習慣が主な要因である2型糖尿病とは違い、
「誰にでも」、そして「子供でも」発症しうる病気です。
1型糖尿病を発症すると、自分の体の中でインスリンを作ることができなくなってしまいます。
つまり、一日に何度も注射でインスリンを体内へ入れてやる必要があります。
子供が発症した場合は、学校でも注射を打つ必要があり、
その認知は低く理解も浅いため、大きな偏見とも戦う必要のある病気です。
私が、そんな「1型糖尿病」を知るキッカケとなったのは、一冊の本でした。
心はあなたのもとに
村上龍という作家が昔から好きで、この「心はあなたのもとに」という小説も、何気なく買った村上龍の小説のひとつでした。
村上龍にしては珍しく、オチもアップダウンも戦闘も死体もゲリラ兵も無く話は進みます。
あらすじもシンプルで、成功した男性(中年)と、風俗嬢の美しく、躾もしっかりされた女性との愛の物語ですが、その女性が患っているのが、1型糖尿病です。
数年来の知人の女性が、1型糖尿病だと知って本作の着想を得た、という村上龍の言葉にもあるように、「難病」としての1型糖尿病が正確に描かれているのが印象的です。
小説を読んで知って、寄付を申し出る
きっかけとしては小説でしたが、1型糖尿病への関心はとてもあり、その時エイチツーにも利益が出るようになった頃だったので、国内で1型糖尿病を支援している団体を探し、「ぜひエイチツーのお客さんに認知もしてほしいから、インタビューもさせて頂いてよろしいでしょうか?」と申し出ると、快く受けて頂いたのが、今回も寄付させて頂いた日本IDDM様です。
このインタビューはとても切実で、多くの人に「とても良かった」と言って頂けました。
長いですが、是非お手すきの際にご一読下さい。
エイチツーでは、寄付として日本IDDM様、また「こどもハートクラブ」様などに寄付をしております。
当時はラインスタンプなど、本業外での売り上げでの支援がメインでしたが、今回も含め、本業で出た売上をあてさせて頂いております。
「こんな活動しているんだ」「いつもふざけてると思ったけど見直した!」など、
是非色々なご感想をお聞かせください。