底辺の仕事ランキングについて思うこと

FROM:浜條

 

就職情報サイト「就活の教科書」が公開した記事「底辺の仕事ランキング」が炎上しているのをご存じでしょうか?

 

内容を簡単に説明すると、

まず12種類の職業を平均年収とともに紹介し、ついで各職業が底辺職扱いされる理由について述べます。

 

具体的なランキングは以下です。

1. 土木・建設作業員

2. 警備スタッフ

3. 工場作業員 

4. 倉庫作業員

5. コンビニ店員

6. 清掃スタッフ

7. トラック運転手

8. ゴミ収集スタッフ

9. 飲食店スタッフ

10. 介護士

11. 保育士

12. コールセンタースタッフ

 

底辺職の特徴を

(1)肉体労働である

(2)誰でもできる仕事である

(3)同じことの繰り返しであることが多い

としています。

 

これを見て皆さんはどう思いましたか?

私は物凄い怒りを感じました。

それぞれの職種で働いている方々の気持ちを一切無視した、ひどい記事だと思いました。

そもそもランキングにする必要ある?こういったラベリングは悪趣味な差別だ、と思いました。

概ね、炎上しているネットでも嫌悪感を表明するコメントが殺到しています。

 

上記が、通常モードの私の怒りと感想なのですが、

もう一方、経営者モードの私としては別の視点で感想を持ちました。

 

経営者としての視点

 

「職業に貴賎は無い」これは大前提ですが、やはり世の中キレイごとだけではありません。

実際に上記の職業の方がの平均賃金が低いのは事実のようです。

 

例えば「トラック運転手」さん。

送料無料で喜んでいる消費者が、彼らの地位を貶めている事は無いでしょうか?

エイチツーでも、「送料値引きしてください」という依頼は嫌悪感をもって断っています。

 

経営者の視点としては、賃金や職業のイメージアップなどは、実はマーケティング的な手法で向上する事がどこまでも可能です。

 

有名な話ですが、今回はイギリスの「シティ・ビン」という会社の実際にあった話を取り上げます。

 

シティ・ビンは、底辺ランキングにもある「ゴミ収集」を業務とする会社です。

 

同社には長年の悩みがありました。

 

それは、低賃金で汚い、キツイ、臭い、という労働環境の為、スタッフが慢性的に不足している、という状況なのです。

どうやって募集しても、賃金を多少上げても全く人が集まらない・・・そんな状況でした。

 

そこで同社のマーケティングチームは、新たに募集の方法を考えました。

大きく変えたのは「メッセージ」と「ターゲット」です。

 

今までは「街をきれいにするやりがいのある仕事です」そのようなメッセージにしていたのですが、

まず、採用ターゲットを「ジムに通っているようなアスリートたち」へ変更しました。

 

そしてメッセージを

「仕事をしながらランニング!体を鍛えながら給料を貰える!」

そんな内容にしたところ、たちまちトレーニング狂いの男たちが集まり、シティ・ビンのゴム収集はマッチョ達が楽しそうに汗を流しながら街中を走り回る、名物のような形で浸透しました。

子供たちからすると、マッチョの男が楽しそうに爆走しながら汗を流す姿はヒーローのように映り、同社の雇用問題と、ごみ収集業者へのイメージは驚くほど好意的になったようです。

 

底辺の仕事ランキングの業種こそ

 

シティ・ビンの事例のように、絶対に底辺の仕事ランキングで紹介された職業にも、活路はあると思います。むしろ、そのような職業にこそマーケティングは劇的に効果を発揮します。

エイチツーも最初はポンコツマーケティングでしたが、今では同じB to B向けの製造業の方から、「WEBマーケティングどうやってやってる?」というような相談がたくさん舞い込んできます。

そこで、皆さんのWEBマーケティングの助けになればと、弊社が毎日数万人の方にお送りしているメールマガジンの「ベストヒット集」を制作しました。

これは、実際のメールマガジンの内容を全てオープンにし、なぜこのメルマガがお客さんに喜ばれたのか?を詳細にレポートしています。

 

もし、この文章をランキングで紹介された業種の方が読んでいれば是非、マーケティングで世界を変えてほしいですし、その助けになればと思います。

 

企業秘密もあるので、この値段でオファーするのはあり得ないですが、

100円

で40ページ以上に及ぶメルマガ分析レポート手に入れる事ができます。

是非、下記リンクより詳細をチェックしてみてください。

 

「メルマガ・ベストヒット8」の詳細はコチラ