絶対に携帯電話は作らない!

FROM:長谷

 

アップル社が時価総額世界一の会社になったのは、

iPhoneの大成功にあったのは皆さんもご承知だと思います。

 

しかしなんとスティーブ・ジョブズはこのiPhoneを開発することに大反対していたのをご存じでしょうか?

 

今日は、ジョブズですら陥る、「現状維持バイアス」について解説していきます。

 

絶対に携帯は作らない!

 

時は2004年のこと、アップル社の小規模チームが
ジョブズにI phone開発の提案をしました。

当時の売れ筋商品であるI podを携帯電話に変えるというアイデアですが、ジョブズは真っ向から大反対。

「なんのために、そんなばかげたことをするんだ? 冗談もほどほどにしろ」

 

そもそもジョブズは携帯電話業界に不信感を抱いていていました。

ジョブズは上手くいっているI pod事業の売上を損なうことを危惧していました。

絶対に携帯電話は作らない!
と何度も断言していたほどです。

しかし、開発チームは諦めませんでした。

開発チームは、自分たちの提案をi Podのアイデンティティから分離する戦略でジョブズを粘り強く説得しました。

 

iPodが電話になっても、アップルのアイデンティティは変わらない。

「既存の製品に電話機能を加えるだけですよ」と、アップルはコンピューターの会社であり続けることを約束し、説得を続けました。

ジョブズを説得するために半年以上も議論を続けていきました。

開発チームは
I podの要素を全くゼロにして
新しく携帯電話を開発するという案ではなく、

I podに新しく電話機能を加えるだけ。
売れているI podをなくすのではなく進化させる
だから売上はもっと伸びるはずと説得を続けました。

そしてジョブズはついに
開発チームの熱意に押される形で
I podを進化させたI phoneを開発することを承認。

I phoneのその後の成功は皆さんの知っている通りです。

この話が意外だったのはI phoneを開発しようと言ったのはジョブズではなく開発チームだったと言うこと。

そして新しいアイデアに寛容でありそうな、ジョブズですら、現状維持バイアスに左右されて判断してしまうのだな、という事です。

 

新しい挑戦やリプレースに

 

エイチツーは特殊なポンプメーカーなので、「他社さんで断られた」「良いポンプが見つからない」そんなお客様がほとんどです。

つまり現状にあまり満足いっていないお客様からの信頼を得て、既設の機器をエイチツー製に置き換えて頂いたり、新しい(難しい)案件の依頼を頂いています。

 

ジョブズでも陥る現状維持バイアス、つまり「別にこのままで良いんじゃない」という誰でも陥る感情から一歩踏み出した方たちがお客様です。

是非、そんな皆様のお役に立てるよう、適切な提案が出来るよう引き続き開発・技術向上に努めます。

 

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