フィルターとストレーナーの違い

FROM:長谷

 

突然ですが、下記に2枚の画像があります。

どちららがフィルターか、わかりますか?

 

 

ヒント:どっちかはストレーナーです。

 

この問題は、先日弊社で行った「回収ろ過基本のキ オンラインセミナー」で出題した問題ですが、ざっくり正答率は60%くらいでした。

あなたにはわかりましたか??

 

正解はB

 

正解は、Bです。

ちなみにAはストレーナーです。

 

ここでひとつの疑問が浮かびます。

ストレーナーとフィルターって、何が違うんでしょうか??

 

フィルターとストレーナーの違い

 

フィルターも、ストレーナーも本来の意味としては「ろ過器」です。

しかし、実際には以下のように使い分けます。

 

ストレーナー:機器の保護を目的に、機器の前段に設置するろ過装置。

フィルター:液体そのものの清浄性を高めるために設置するもの。

 

つまり、用途の違いが、名称の違いになっているようです。

 

例えば、ポンプの故障を保護するために、ポンプの入り口付近に設置するにはストレーナーです。

そのポンプが吐出した液体の不純物を取る為に設置するのが、フィルターになります。

 

セミナーでは、このような初歩的な事を中心に、

「物理ろ過ってなに?」「化学ろ過ってなに?」

また、「どうやって具体的にフローに落とし込むのか」まで簡潔に説明させて頂きました。

 

同じセミナーは来年にも開催しますので、今回参加できなかった方は是非またご参加ください。

 

油分を除去できるフィルター

 

油分はなかなか簡単には除去できない物質のメジャーな液体ですが、

あくまで簡単に、シンプルにろ過ができるよう、

「油分吸着材」を使ったバグフィルターが好評です。

最近ですが動画で油分除去を実証したので、是非ご覧ください。